就活の進め方や常識は、志望の業界によってさまざま。マスコミ業界に内定した寺島笑花さんに、就活スーツ・グッズの選び方から身だしなみのポイント、マスコミ業界の就活でスキルをアピールするコツ、同じ業界を目指す後輩へのアドバイスまで、気になる就活のあれこれについてズバッと答えてもらいました。
回答者:寺島笑花さん/横浜国立大学/マスコミ業界内定
1着です。
大学3年の10月くらいです。
黒を選びました。
私はマスコミ業界の記者志望なので、フットワークが軽い印象を持ってもらえるようパンツスタイルを選びました。太もも部分がタイトになっているものを選ぶとスタイルがよく見えるようです。試着するときはパンプスと合わせてみるのが大事です。ヒールの高さも何種類か試してみて、一番足が長くキレイに見える組み合わせを探しました。
アホ毛が出過ぎていないか。
アホ毛ワックスに何度も助けられました。
私はトップにアホ毛ができやすい髪質で、就活中はずっとアホ毛と格闘していました。静電気や湿気に反応して出てきてしまうので、ヘアワックスは常に持っていないとダメ。前髪自体を伸ばしてセンター分けにするなど、なるべくアホ毛が目立たない工夫をしていました。メイクも印象を左右するのでいろいろ研究しました。顔がむくまないようお風呂でマッサージしたりもしていました。
パンプス、カバン、メイク道具を買いました。
2足交互に履いていました。
就活メイクはいろいろありますが、極論を言えば、マナーを完璧に守っていても似合っていなかったら意味がないかなと思います。あまりルールにとらわれすぎずに自分が一番輝けるメイクをしたほうが、気持ちもあがるし効果的だと感じました。私もはじめは薄い色のリップを使っていましたが、使っているうちに逆に血色が悪く見えてきて……途中でもう少し濃い色のリップに変えました。自分の個性をきちんと知ることは大事だと思います。
ニュース検定2級。
志望の企業が運営していたことと、通過に有利になる場合があったから。
マスコミ業界は、いろいろな検定を運営している企業もあります。資格が選考通過に有利になる場合もあります。はじめに説明会や業界の先輩、就職支援課などに相談して、企業の選考の特徴を調べておくといいですよ。選考時ではなく、入社してから必ず取らなくてはいけない資格がある企業もあります。私の場合は後者で、入社してから勉強するなら、早いうちにしておこうと思い資格取得しました。
写真館で撮りました。
6〜10枚くらいでした。
背景をパキっとした青にする。
写真館によってヘアメイクのレベルが違うような気がします。私が撮影したところは少し古いメイクだという印象を受けました。でも申し訳なくて、やり直してほしいとは言い出せず……。口コミなどをチェックすればよかったと思いました。背景色はパキっとした青にすると顔が明るく見えるのでおすすめです。
自分をどう見せるかというよりも、今までの自分を掘り下げて、自分の魅力や強みはどこなのか分析することが一番大切だと思います。マスコミ業界を受けにくる人は、キャラが濃くて目立つ人や、ものすごい経歴の人が多いけれど、人と比べてはいけません。自分のなかの魅力を、自分自身で取材して引き出すのが大事。そこに面白みを感じられたら就活は楽しくなると思います。頑張ってください!
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Text: Eiko Murayama(vivace next)