就活の進め方や常識は、志望の業界によってさまざま。人材業界に内定した木下奈生子さんに、就活スーツ・グッズの選び方から身だしなみのポイント、人材業界の就活でスキルをアピールするコツ、同じ業界を目指す後輩へのアドバイスまで、気になる就活のあれこれについてズバッと答えてもらいました。
回答者:木下奈生子さん/上智大学/人材業界業界内定
入学式のスーツと就活スーツの2着です。
1着目は入学式の前です。
オーソドックスな黒にしました。
私は1回着たものを2回目着るのがダメな性格なので、 家で洗濯できることはスーツ選びの外せない条件でした。クリーニングに出せば戻ってくるまで最短でも2〜3日かかりますよね。就活中は毎日スーツを着るので間に合わないんです。実際洗えるスーツを家で何度も洗濯しましたが、アイロンをかければパリッとして新品のように元どおりになりました。いつも洗いたてのスーツを着ていると気持ちもシャキッとしてモチベーションもあがりました。
前髪が目にかからないようにしていました。
スティックタイプのまとめ髪ワックスです。
選考のときは会場に早めに到着するように行って、事前に必ずお手洗いで身だしなみチェックをしていました。まずは髪がハネていないかを見て、1本でもふわふわアホ毛が立っていたらイヤなので、ワックスでしっかり撫でつけます。お辞儀をしたときに前髪が目にかからないかどうかもチェックしていました。スティックタイプのワックスは、手がベトつかないので便利です。
パンプス、腕時計、バッグを買いました。
お手入れが行き届くように2足持っていました。
サッと取り出して立ちながらでもメモできる小型のノートが便利でした。私が持っていたのはRollbahn®のリング綴じA5ノート。片手に持って書きやすい硬めの表紙なのと、ポップな表紙デザインがお気に入りです。書きやすくて見た目もかわいい気分の上がるメモを持っておくことは、就活のモチベーションをあげるのに意外と重要かもしれません。
「日本習字漢字部中等師範免許状」「TOEIC715点」「語彙読解力検定2級」です。
面接で会話のつかみになりました。
「日本習字漢字部中等師範免許状」という資格に対して、面接官が「師範を持っている人にあったのは初めて」と声をかけてくださり、会話が広がったのがうれしかったです。資格やスキルって、そのジャンルがどれくらい好きか・興味があるかを表したものだと思います。だから、面接で資格について触れてもらえたときは、ここぞとばかりに明るく話すようにしていました。
写真館で撮りました。
1〜5枚くらい、ほとんど使いませんでした。
目指している業界の雰囲気に寄せること。
私は伊勢丹写真館のヘアメイク込みプランを選びました。だいたい8,000円くらいだったかな。まず驚いたのはヒアリングをしっかりしてくれるところ。 目指している業界や私のイメージを総合して、どういうヘアメイクで行こうかプロがアドバイスしてくれました。 カメラの前ではカメラマンさんの指示に従って表情をつくれば、あっという間に最高の1枚ができます。就活メイクの参考にもなるのでおすすめ。
この業界を志望する人の多くは、人と関わることが好きで人材業界を目指そうと思ったはず。私は、就活は短期間にいろんなタイプの社会人と出会えるので、まさに職業体験そのものだと思っていました。就活での経験が、これから社会に出たときにきっと役にたつと思います。一つひとつの出会いを大切に、すべての経験を自分のプラスに変えていってほしいと思います。
▼そのほかの人材業界内定 先輩の就活スタイルもCheck!
「就活アイテムやサービスがお得に!就活生限定クーポンを見る」Photograph:Toru Hasumi
Text: Eiko Murayama(vivace next)