就活の進め方や常識は、志望の業界によってさまざま。金融業界に内定した西郷勢矢さんに、就活スーツ・グッズの選び方から身だしなみのポイント、金融業界の就活でスキルをアピールするコツ、同じ業界を目指す後輩へのアドバイスまで、気になる就活のあれこれについてズバッと答えてもらいました。
回答者:西郷勢矢さん/拓殖大学/金融業界内定
Q就活に使ったスーツは何着持っていましたか?
上着1つ、パンツ2つ用意しました。
Q就活スーツを購入した時期は?
大学3年の9月、インターンシップの前に購入しました。
Q 就活スーツは何色を持っていましたか?
スマートに見えるよう黒を選びました。
スーツは体にフィットするかがなにより大事です。僕もはじめは細身のスーツにしようと思っていたのですがキツイとシワがよることに試着して気付いたんです。立ったり座ったり歩いたり、実際に体を動かしてみて滑らかに動けるかを自分でも確認し、店員さんにも客観的に見てもらって違和感がないか確認しました。パンツはどうしてもシワになりやすいので、2本用意すると交互にクリーニングに出せるので安心ですよ。
Q就活時のヘアスタイルで気をつけたことは?
横から見て耳が出ていることです。
Qよく使っていた身だしなみアイテムは?
靴の形をキレイに保つため、新聞紙を入れて形状保護していました。
清潔さは足元に現れると思うので、靴の手入れにはこだわりました。まず、テカテカ光を反射する素材はビジネスシーンにあまりふさわしくないと思って、マットな革靴を選びました。外から帰ったらベランダで汚れを落とし、クリームをなじませて保護。最後に形をキレイに保つために新聞紙を入れて保管。これを毎日のルーティーンにしていました。内定した企業にインターンしていたとき、営業職の先輩が靴もスーツもキレイに着こなしている姿をみて憧れ、真似するようになったんです。
Q就活のために新たに用意したものは?
ネクタイ、カバン、印鑑は新しく買いました。
Q就活用の靴は何足持っていましたか?
1足。手入れにこだわって清潔を保っていました。
ビジネスシーンでは、持ち物の清潔さが印象に影響することがあると思います。カバンや靴が汚れていたら、「この人は汚くても気にならないタイプなのかな」と心配になりますよね。
あとは、TPOにあっているかも重要です。落ち着いたデザインで大人っぽい印象のものを選ぶといいんじゃないでしょうか。僕は入学式のときに使ったカバンではなく、ビジネスっぽいものを新しく購入してよかったと思います。
Q所持している資格は?
「ファイナンシャルプランナー3級」「販売士3級」あと保険の資格にも挑戦中です。
Q就活にどう活かせましたか?
仕事に必要な知識を入社前に勉強しているというアピールができました。
僕は保険の仕事に必要な資格を入社前に取得しておこうと決めていました。普通は入社後に資格勉強をはじめることが多く、資格の有無が採用に影響するわけではないのですが、先行して勉強をしていることで入社意欲を強く伝えられたと思います。僕のように専門性の高い仕事の場合は、資格は強いアピール材料になるのでぜひ学生のうちに取得しておくことをすすめます。
Q証明写真、どこで撮った?
スピート写真機で撮りました。
Q証明写真は何枚使った?
11〜20枚くらいです。
Qズバリキレイに撮るポイントは?
セルフプロデュースすること。
僕はスピード写真機を使って、ヘアスタイルや写り方を自分でディレクションして撮影しました。自分ですべてやってみることで「どうしたら好印象に見えるのか」を研究できるんです。3〜4回撮り直したのですが、撮るたびに自分の見せ方のコツをつかんでいく感じで楽しくできました。
スピード写真機でも撮影後に気になるところは補正できるし、データでも保管できるので写真館と変わらないくらい便利ですよ。
面接は誰でも緊張するものですが、饒舌にペラペラ話す必要はないと思うんです。失敗してもいいから、自分の気持ちを自分の言葉できちんと伝えることのほうが、僕は大事だと思います。そういう人のほうが、人に影響を与えることができる思います。就活中に志望動機や志望企業が変わることもあると思いますが、迷わず自分に素直に進んでほしいです。
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Photograph:Toru Hasumi
Text: Eiko Murayama(vivace next)