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個人情報保護士認定試験
どんな資格?
事務職や営業職に必須の知識を学ぶ定番資格。個人情報保護法と共に安全管理措置を学ぶことで、ビジネスマンに必要な情報セキュリティの知識も身につきます。
こんな仕事に役立つ!
竹森大揮さん
21歳(大学生) 在学中、2019年1月に個人情報保護士に合格。 |
●資格を取ったきっかけは?
きっかけは、大学で所属しているゼミが情報法学を専門分野としていることでした。私自身、当初は個人情報やセキュリティについては全く知識はありませんでした。しかしSNSやeコマースが発達している今の時代に学習し、資格を取得することは個人情報を安全に管理し、有用性を理解するという点で意義があると思い受験に至りました。
●就職活動で個人情報保護士の資格が役立ちましたか?
とても役に立ったと思います。民間企業で用いるビッグデータや行政機関で管理するマイナンバー等、現代では様々な場面で個人情報が重要視されているため、面接でも資格の内容や今後どう役立つかという展望について興味を持って頂けました。
●試験のための勉強期間は?
1日30分の勉強を4ヶ月
●苦労したことは?
聞き馴染みのない単語を暗記することが一番苦労しました。また、学生は社会人と違って会社の仕組みをイメージしづらい点がネックになると思います。ただ単純に個人情報について学習するのではなく、周辺情報も理解することが遠回りながら資格取得に欠かせない関門だと感じます。
●どのように試験勉強をしましたか? 勉強のコツを教えてください。
参考書や問題集は一冊決めたらそれを何度も繰り返し解いたり読んだりすることが大切です。また丸暗記するのではなく、仕組みや経緯を理解することが効率的な学習には不可欠だと思います。覚えたキーワードや内容を実生活に当てはめてみたり、誰かに話して共有することも合格の近道ではないでしょうか。
個人情報保護士認定試験とは、個人情報保護法が施行された2005年よりこれまでに55回以上、20万人以上が受験する個人情報保護法のもっともスタンダートなビジネスパーソンの資格です。
個人情報保護法は、企業が個人のプライバシーを守り、正しく個人情報を利用するための法律です。
私たちの生活の中で、氏名や住所などを企業に提供する機会は多くあります。その情報を扱う企業は、受け取った個人情報を正しく利用し、皆さんにイベントのお知らせや、新商品の案内をしています。
そのように、企業活動の中で個人情報は非常に重要な情報であり、企業は個人情報保護法に則った取り扱いをする必要があります。
企業の中で個人情報の取り扱いについては必ずと言っていいほど自社の社員へ教育をする知識です。
個人情報保護士認定試験は、個人情報保護法を学ぶだけでなく、就業中にパソコンなど情報機器を利用する方であれば、全ての方が必要とする情報セキュリティも学びます。
事務職や営業職、その他さまざまな職種でパソコンなどの情報機器を利用する方は非常に多くいらっしゃるでしょう。
個人情報保護士は個人情報保護法や情報セキュリティに関わる資格として、多くの企業で推奨資格にもなっている資格試験です。
【実施月】6月、9月、12月、3月
就活スタイル 広告企画/提供 一般財団法人 全日本情報学習振興協会