就活でWebエントリーをするときに必要となるのが証明写真。Webエントリーでは証明写真をデータ化して貼り付ける必要があるので、写真サイズや添付方法はぜひ知っておきたいところ。ここでは、Webエントリーで証明写真を添付・提出する場合の注意点をまとめましたので、参考にしてみてください。
紙のE S(エントリーシート)と比べて、Webエントリーは手軽に申し込めるイメージがあるかもしれませんが、写真サイズは指定されていて、データ容量も制限がある場合がほとんどです。
指定のサイズと合っていない証明写真をアップロードしたら、一人だけ悪目立ちしてしまい、採用担当者の印象もあまり良くないでしょう。Webエントリーの際には指定されたサイズをしっかり確認した上で、写真を用意してください。
紙のE S(エントリーシート)用に、一般的な履歴書サイズの写真を用意する場合は、証明写真機などで「縦4.0cm × 横3.0cm」のサイズで撮影します。
一方Webエントリーの場合は、「cm」ではなく「px(ピクセル)」でサイズを指定されることが多いです。一般的には、「縦560px × 横420px」あるいは「縦600px × 横450px」。どちらも縦横比率は4:3で履歴書の証明写真と同じです。
サイズを考えずに撮影してしまうと、後々サイズを変更しなくてはいけなくなりますので、応募先企業が指定するサイズは、事前にしっかり確認しておきましょう。
画像データの場合、アップロードする際にデータ容量にも注意が必要です。例えば、メールで画像を送信する際、データ容量が大きすぎると送信できないことがあります。
証明写真のアップロードも同じように、データ容量が大きすぎるとアップロードできない恐れがあります。企業のサーバーによってデータ容量の上限は異なりますが、2MB(メガバイト)までに抑えてあれば、問題なくアップロードできるでしょう。
撮影した写真データのサイズを変更したい場合や、トリミング(切り取り加工)が必要になった場合は、写真専門店などで加工してもらえます。
加工代はオプション料金となる場合もありますが、写真専門店では「就活応援パック」などのサービスが用意されています。写真の撮り方や加工の仕方、データに関することなどが苦手な人は、最初からすべてを任せられるパックサービスを上手に利用するとよいでしょう。
証明写真にはあまりお金をかけたくない、節約したいという人は、自分でデータを加工する方法もあります。
画像加工ソフトを使ったり、オンラインで写真をトリミングできるWebサービスを利用したり、自分でできる自信がある人にはお勧めです。そこまで自信がないという人は、やはり最初からプロに任せるのがよいでしょう。
証明写真のデータをパソコンに保存している人は多いでしょうが、スマホにも保存しておくことをお勧めします。スマホに保存しておけば、コンビニのマルチコピー機でいつでも印刷できるので、出先で写真が急に必要になった場合に対応できます。また、Webエントリーがスマホからもできるので便利です。適切なサイズ・容量にしてから保存しておくことをお忘れなく。
Webエントリーでは、指定された写真サイズとデータ容量をしっかり確認してから写真を用意しましょう。指定外の写真を提出・アップロードしてしまうと、一人だけ悪目立ちすることになり、あなたの評価を落としかねません。ルールには十分注意して、最高の写真でエントリーしてください。
マイナビ学生の窓口編集部