【就活のギモン】証明写真撮影時の服装マナーを徹底解説

【就活のギモン】証明写真撮影時の服装マナーを徹底解説

2019/07/03

就活の身だしなみ

就活に用いる履歴書やエントリーシートで必要となるのが証明写真です。就活生の人柄を採用担当者に的確に伝える大切な要素の1つとなります。撮影時にはどのような服装や髪型で臨むべきか、また表情については、どのような点に気をつけるべきかなど、証明写真撮影時のマナーのポイントについて、しっかりと押さえておきましょう。

【就活のギモン】証明写真撮影時の服装マナーを徹底解説

証明写真撮影時の服装マナー

服装に関しては、男女ともに清潔感のあることが大前提です。そのほかのマナーに関しては男性と女性で共通する部分と、異なる部分があります。それぞれに関して、どのようなマナーがあるのかを把握しておき、よりよい第一印象につなげましょう。

スーツの色合いは?

スーツの色合いは男女共通で、黒や濃紺など落ち着いた濃色を選ぶようにします。ベージュのように明るい色のスーツは就活にはあまり向いていません。グレーもトーンが明るいものは避けましょう。チャコールグレーなど、黒に近い濃い目の色なら問題ありません。洋品店のスーツ売場では、ストライプやチェックなど、柄の入ったものが並んでいることもありますが、無地を選んだほうが無難といえそうです。
サイズについては、大きすぎず小さすぎず、ジャストサイズのものを選びましょう。大きすぎるとだらしない印象を与えかねませんし、小さいものは窮屈で就職活動を進める際に弊害となります。スーツを購入する際には、必ず試着をしてサイズをよく確認するようにしてください。

ネクタイの色・柄について(男性)

男性の場合は、ネクタイを身につけて写真撮影をします。ネクタイは色や柄によって、相手に与える印象が大きく変わります。もちろん、受け手によっても個人差はあります。

紺・青系→誠実さ、信頼感
赤・えんじ系→積極性、情熱
黄色系→社交性、親近感

これを参考に採用担当者に与えたい印象に即した色を選びます。柄に関しては、ストライプやドットなどの派手すぎないものがいいでしょう。
柄が大雑把だとカジュアルな印象になってしまいます。就活にはできるだけ細かい柄を選びましょう。また、ストライプを選ぶ際には相手から見て右肩上がりになるものを選ぶと、さらに印象がよくなります。
反対に、白黒の慶弔用ネクタイ、ピンク、紫、ゴールドなどの派手な色のネクタイ、キャラクター柄のネクタイなどは避けましょう。特に派手なものは就職活動にふさわしくないので注意してください。

ワイシャツの色・ボタンについて(男性)

男性がスーツの下に身に着けるワイシャツの色については、白の無地が望ましいです。清潔感のあることが最優先ですから、意味もなく色のついたシャツや柄シャツを着るのは避けましょう。

ワイシャツの衿の形は大きく分けて2つのパターンがあります。普通体型の人はレギュラーカラー、がっしりと体格のいい人はワイドカラーが似合います。もちろん体格のいい人がレギュラーカラーを選んでも問題はありません。 衿をボタンで留めるボタンダウンのシャツは避けたほうが無難です。シワのないようにしっかりアイロンをかけ、清潔感を出しましょう。

インナーとスキッパーシャツについて(女性)

女性の場合も、スーツの下は無地の白いシャツまたはブラウスで合わせます。ジャケットを身に着けた際に、シャツの袖口がジャケットから出ないことがマナーとされているので、サイズ選びには注意しましょう。

定番は第一ボタンまで留められるシャツカラーです。第一ボタンにあたる部分がなく、首元が開いたスキッパーシャツでも問題はありません。かつてはラフな印象を持たれることもありましたが、首回りがスッキリしていて明るく活発な印象を与えるスキッパーシャツは、近年人気が高まっています。 また、証明写真の撮影では問題ないと思いますが、面接などではジャケットを脱ぐ機会もあります。その際に、下着が透けることのないようにシャツやブラウスの下にはキャミソールなどのインナーを身に着けておきましょう。

着こなしの注意点(男女共通)

証明写真の撮影に適したスーツ、シャツなどを揃えたら、次に着こなしを確かめましょう。たとえば、猫背など姿勢が悪いとジャケットが体から浮いてしまったり、変なシワが寄ってしまったりすることがあります。また、ワイシャツのアイロンがけが甘いと首元が緩んで見えてしまいます。撮影前にクリーニングに出しておいて、パリッと糊のきいたワイシャツを着用することをおすすめします。
それから、シワや汚れがあるとだらしない印象を与えてしまいますので、写真撮影前にはその点を必ず確認してください。特に、衿もとの汗ジミや肩に落ちたフケなどは見逃しがちですが、写真に写ってしまうことがあるので気をつけましょう。

証明写真撮影時の髪型

まずは男女共に、表情がはっきりとわかるように整髪しておくことが必要です。さらに髪が長すぎる、髪を染めているのは、だらしない印象や荒んだ印象を与えかねないので、なるべく避けましょう。

・男性の場合
短髪にして、見栄えのいいように整髪します。前髪は分けるか横に流し、目にかからないように整えます。寝癖が残っていないように気をつけましょう。

・女性の場合
女性は髪が長いので、髪の毛が表情の邪魔にならないよう特に気をつけます。前髪が長い場合には横に流します。後ろ髪が長い場合には後ろに流すか、あるいは結びます。

証明写真撮影時の表情

口を閉じ、口角を上げて微笑みます。そうした表情に普段あまり慣れていない場合には、意識して、いつもより広角を上げ気味にすればいいでしょう。そのくらいのほうが、写真写りとしてはちょうど良く収まります。視線はカメラ目線を保ちます。

証明写真の撮影の際に注意すべきこと

写真店で撮影してもらう場合には、プロのカメラマンが撮影時に細かい指示を与えてくれるので、その点は安心できます。特に証明写真機で撮影する場合に、以下の注意を参考にしてください(証明写真は専門の写真店で撮影することをおすすめします。価格は多少上がりますが、品質の点で確かなものを用意できます)。

・撮影の際には軽く顎を引いて正面を向きます。背筋はピンと伸ばして姿勢を整えます。
・片方の肩が上がっていないか、注意しましょう。
・カメラに向かって微笑む際には、歯を見せない程度にしましょう。
・(男性の場合)ネクタイが曲がっていないか、再度確認しましょう。
・(女性の場合)化粧は薄めで、血色の良さが強調できる程度でかまいません。反対に派手な化粧は清潔感や真面目な印象を損なうので、就活では不利に働きます。

まとめ

証明写真は、企業の採用担当者にとってあなたの人となりを知る手がかりになります。できるだけ採用担当者に好印象を持ってもらえるように服装マナーには気を配りましょう。自信を持って提出できる証明写真を撮ってくださいね。

(学生の窓口編集部)

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