【就活で頻出の質問】業界に関する豆知識をご紹介 軸やエントリー社数はどう答える?

【就活で頻出の質問】業界に関する豆知識をご紹介 軸やエントリー社数はどう答える?

2019/06/26

面接

就活で必ず経験することといえば面接。面接対策は業界研究を同時に行うことで、より効果的な受け答えができるようになることもあります。今回は、就活の面接で聞かれることが多い、業界に関する質問をはじめ、豆知識もご紹介していきます。

就活と業界に関する豆知識をご紹介! 軸やエントリー社数はどう答える?

面接でよくある質問への対策

就活では自己分析、業界研究とさまざまな準備が必要になりますね。

いずれも大切な作業ですが、就活で避けて通れないのは面接です。新卒採用において面接は、学生の人柄や熱意などを知るための絶好の機会のため、企業も面接での受け答えで、学生が自社の採用基準にあてはまるか確認していることも多いです。

面接でよくされる質問や回答例はいろいろな面接対策記事などで紹介されていますが、どの業界でも通用する回答を頭に入れておくだけでは十分な面接対策とはいえませんので、業界研究と同時に面接対策を進めるといいかもしれませんね。次のいくつかの質問を参考に、回答を考えてみましょう。

「この業界を選んだ理由・きっかけは?」

「企業」の志望理由については、みなさん対策されていると思いますが、実は「業界」の志望理由を考えている就活生は少なくありません。この質問は意外と聞かれることが多いので対策しておくといいでしょう。

この質問の意図として、まず1つめに挙げられるのが業界への理解度です。一般的に業界への理解度が高い=業界への志望度が高いと評価されるため、企業はこの質問で就活生の業界への志望度を見ているといえます。業界への理解度が感じられないような回答だと志望度が低いととられてしまう可能性があるので注意が必要です。

2つめは仕事への本気度です。1つめと似た意味合いがありますが、いくら企業を志望する理由に熱意があったとしても根本にある業界への熱意がないと、本気かどうか判断しにくいということもあります。仕事への情熱や熱意を評価されるためには、企業のベースにあるのは業界と意識しておくといいかもしれません。

3つめは学生の価値観です。この質問には就活生の価値観を知ろうとする意図も含まれている可能性が高いです。業界を選ぶ理由は人それぞれですので、その理由をしっかりと説明できれば、目的意識を持った就活ができているとアピールすることができます。

回答のポイントは、「この業界ならでは」が求められているということ。そのためには業界研究を積み重ねて説得力のある回答を作る必要があります。

「エントリー社数はどれくらい?」

最終面接で「この業界でほかに受けている企業はありますか?」などと聞かれることもあります。なんと答えるのがいいのかわからないという就活生も多いかもしれませんね。

この質問の意図として、まず1つめに挙げられるのが業界(企業)への志望度です。
揺さぶりをかけることで就活生の志望度をはかろうとしていますが、すべてを答える必要はないため、選考がある程度進んでいる企業をピックアップしてもいいかもしれません。業界や業種は揃えて回答することが好印象を与えるコツになります。

2つめは就活の軸を知るためです。どのような軸を持って就活をしているのかを判断する意図も含まれていると考えられます。たとえば同じ業界にしぼって選考を受けている場合、その業界に対する興味・関心が高いと判断される可能性が高いです。

3つめは入社の意思を判断するためです。この質問が最終面接でされる可能性が高い理由にもなっていますが、内定を出せば本当に入社するのかということを判断しているといえます。優秀な人材を他社よりも早く確保したいという意思は企業側として当然だといえます。

回答のポイントは、就活の一貫性をアピールすること。この業界で働きたいという意欲を見せられるといいでしょう。

「就活の軸は何?」

業界選びや企業選びにも関わる就活の軸。この質問は面接で聞かれることの多い質問の一つです。

この質問の意図として、まず1つめに挙げられるのが業界研究や企業研究ができているかです。就活の軸に選ばれるものとして事業内容や仕事内容、働き方、社風や理念などさまざまなものがあります。就活の軸を通して、学生に業界や企業に対して正しい理解があるかどうかを見ていることがあります。また企業側もこうした学生側のこだわりを知ることで面接中にコミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。

2つめは業界や自社への志望度です。就活の軸の中には業界や企業に対しての考えが含まれていることがほとんどです。そのためこの質問で、この業界の将来性や立ち位置をどのように考えているか、またこの業界にある魅力をしっかりと理解できているかなどを判断している可能性があります。

3つめは将来目指したいキャリアとの一貫性があるかどうかです。その人がどんな思いで選考を受けにきたのか、思い描いている将来のキャリアはどんなものか、それが実際の業界や仕事内容と一致しているかを就活の軸から見ています。そのため実際の業界との大きなずれがある場合は評価が下がってしまう可能性もあります。また就活の軸と将来目指したいキャリアとの結びつきが弱い場合、一貫性がないと判断されてしまう可能性もあります。

回答のポイントは、自分の就活の軸が業界や企業の実情とずれがないということをアピールすること。そのためにも業界研究は入念に行っておきましょう。

豆知識〈番外編〉

最後に面接対策以外にもエントリー時に役立つ豆知識を紹介します。

豆知識1.希望の業界のOBOGに会いに行こう

就活では志望する業界によって、好まれる受け答えや服装が違うこともあります。業界研究を深めるという意味でも、OBOG訪問にチャレンジしてみましょう。
アプリ・サイトでOBOG訪問をする人も増えてきていますので、ぜひ活用してみてください。

https://matcher.jp/

豆知識2.業界人気ランキング

業界が多すぎて、どの業界を志望すればいいかわからない! という方もいるかもしれませんね。そんな方はマイナビ2020×日本経済新聞のスペシャルコンテンツなどの業界ランキングなどを参考にしてみてください。ランキングで気になる企業にエントリーすることで就活の幅が広がっていくかもしれませんよ。

▼マイナビ2020×日本経済新聞 スペシャルコンテンツ
https://job.mynavi.jp/conts/2020/tok/nikkei/

まとめ

業界に関する質問はよくある質問の一つですが、対策ができていないという人も多いです。面接対策は業界研究と同時に行うことで効率的になる部分もあるので、今回の記事も参考に進めてみてはどうでしょうか。

(学生の窓口編集部)

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