志望業界の決め方は? 興味の広げ方や考え方、定まらないときどう絞ればいい?

志望業界の決め方は? 興味の広げ方や考え方、定まらないときどう絞ればいい?

2019/06/18

業界研究

就活中、「自分は何がしたいのかわからない」「いろいろな業界が気になる」など、業界や企業を絞りきれない方もいるのでは。逆に、そもそもどこの業界も興味がないという方もいるかもしれません。今回は志望業界の絞り方のポイントを紹介します。

志望業界 決め方 絞り方

志望業界は絞リすぎないほうがいい?

まず、「志望する業界は絞ったほうがいいのか?」と考える方もいるかもしれません。

志望業界を絞ることは、その業界を研究する時間に力を入れやすくなるというメリットがあります。面接やエントリーシートの志望動機なども作成しやすくなりそうですよね。

ですが、さまざまな業界がある中で、最初から各業界について詳しい人はほとんどいないはずです。自分の将来の可能性を見定める上でも、志望業界をいきなり絞ることはせずに、まずはある程度、志望業界を広げておいて選択肢をいくつか持っておくことが重要です。さまざまな業界を知っていく中で、本当に自分が志望する業界を絞っていくとよいでしょう。

志望業界を広げるとどうなる?

では、志望業界を広げるメリットは何があるのでしょうか?

志望業界を広げることによって、思わぬところで自分の適性を発見できたり、他業界でも自分の興味のあることや達成したいことを叶えられることがわかったりと、視野を広く持ちながら自分の将来を検討していくことができます。他業界と比べることで、最初から志望していた業界に対してよりいっそう、自分の関心度を確信するきっかけにもなり得るでしょう。

志望業界を絞りすぎてしまい、いざ入社したら「自分の思っていた仕事内容と違う……」なんてことも可能性として大いにあります。せっかく頑張って勝ち取った内定であれば、すぐに離職してしまうことは避けたいですよね。

ですから、イメージや固定概念で企業を絞り切らず、志望業界の幅を広げて、できるだけ多くの企業の人たちと会い、話を聞いてみることも一つの手段です。

志望業界の広げ方

ここでは志望業界の広げ方のポイントを紹介します。就活が終わり、入社した後に、「あの業界・企業も見ておけばよかった!」と後悔しないようにしておきたいですね。自分の興味ややりたいことは本当にその業界や企業でしかできないものなのか、よく考えてみましょう。

「役立ち方」の視野を広げる

まず志望業界の広げ方の1つめのポイントは、自分の「役立ち方」を軸に視野を広げてみましょう。

たとえば、「経済を回していく仕事がしたい!」という軸がある方は、金融業界に関心を持つことが多いのではないでしょうか? ですが、「経済を回していく」仕事は金融業界だけではありません。あくまでも例ですが、昨今台頭しているキャッシュレス決済の発展に関わるIT業界なども、テクノロジーを駆使して経済を回す役割といえます。

このように「役立ち方」をさまざまな業界や企業に当てはめていくことで、志望業界を広く考えていくことができます。あまり限定しすぎず、将来自分が「どのように役に立ちたいか」をいろいろな視点で考えてみましょう。

自分の軸や興味を結び付ける

自分の「軸」や「興味」を結びつけ、志望業界を広げていく方法もあります。

業界・企業選びにおいての軸に「適性」「やりがい」「興味」などがあります。どれを自分の軸にするかは人それぞれですが、その軸や興味を基に、さまざまな業界での活躍の仕方を考えることもできます。

たとえば、営業の仕事に対して「人の心に訴えかける仕事だから、やりがいがありそう」と感じている方なら、さまざまな業界の営業の仕事を調べてみてはいかがでしょうか。
どのような手段でそのやりがいをかなえられるか、その業界は自分のもともとの興味とどれくらい近しいものか、といった視点で、志望業界を広げて考えていくことができるはずです。軸を決めた上で、志望業界の選択肢を広げてみましょう。

後から志望業界を変更してもいい?

面接では志望企業や業界に関する志望動機を聞かれることがほとんどなので、実際に面接が始まる前に志望業界を絞っておきたいところです。

ただ、志望業界がなかなか決められないまま選考を進める方や、選考の途中で志望業界が変わっていく方も少なくありません。多くの企業や人に出会っていく中で、自分が思い描いていたイメージが変わっていくこともありますし、また、志望していた業界で内定が出ないことも当然あります。
そんなときに、「この業界は受からなかったけど、そういやあの業界はまだ受けてなかったな」と気持ちの切り替えがスムーズにできるかもしれません。
将来の可能性を広げる上でも、モチベーションを下げずに就活を進めていく上でも志望業界を絞りつつも幅を持たせておくとよいでしょう。

まとめ

これから選考を進めていく上で、志望業界がなかなか定まらない方もいるかもしれませんが、そんなときは自分の「役立ち方」や「軸」を基に、ぜひ志望業界を広げて、自分がやりたいことや興味があることを今一度考えてみてはいかがでしょうか。

(学生の窓口編集部)

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