【就活でおすすめの業界】相性のいい業界やホワイト企業の見極め方

【就活でおすすめの業界】相性のいい業界やホワイト企業の見極め方

2019/06/18

業界研究

就職試験を受ける業界を絞る上で、「受かりやすい業界」があればぜひ知りたい、という方も多いのではないでしょうか。就職活動は気力も体力もいりますが、自分へ好感触を持ってくれている企業が一つあるだけでも自信になり、その後のやる気につながりそうですよね。では、「自分にとって受かりやすい業界」がどんなものなのか、その導き出し方について考えてみましょう。

就活でおすすめの業界、受かりやすい業界は? 相性のいい業界を考える

就活でおすすめの業界は?

銀行やマスコミ、総合商社などは昔から人気の業界ですが、近年は医薬品や食品、IT業界などの人気が高まっています。しかし、時代の変化とともに人気業界は移り変わがありますし、長く働いていく上で自分に合った仕事内容ややりがいというのが重要な項目なので、「おすすめの業界」は一概にいえるものではありません。

ですが、まず就活中に業界を絞っていく際に頭に入れておきたいのが、5年、10年、20年後の自分と、社会の動きです。あなたは5年後、どんな人間に成長していたいと思っていますか? 社会は何を必要とし、どんな風に変化をしていると思いますか? そんなことを考えてみると、自分のやりたいことに合っている業界や目指してみたい業界が見えてくるかもしれません。

自分と相性のいい業界を考える

まずは自己分析や他己分析を通して、自分と相性のいい業界を探してみましょう。「なんとなくかっこいい仕事がしたい!」だけではなく、先を見据えることが大切です。将来どんな働き方がしたいか、どんな生活を送っていきたいかを具体的に考えてみてください。

安定した業界を求めるなら

たとえば、この先AIがどんどん進化し、人間の力を必要としなくなる仕事も増えてくるかもしれませんし、今は流行っているけれど、数年後には廃れている物事もあるかもしれません。「地道にコツコツと、できるだけ長く働きたい」「手に職をつけて転職先にも困らないようにしたい」など安定性を求めるなら、今後の需要やビジネスチャンスが多い業界を選ぶ、というのもポイントになるでしょう。

インターネットやスマホが当たり前となり、AIも増えていくであろうこの時代、エンジニアやプログラマーなどIT関係の仕事は、今後も変わらず高い需要があると考えられます。また、高齢化社会が続く中で看護師や介護士の需要も増していくでしょう。このように時代の動きを考えながら、今後よりいっそう求められる業界について考えてみるのも一つの手です。

働きがい・やりがいを求めるなら

働きがいややりがいを重視するなら、自分の好きな仕事ができる業界に入ることが一番です。たとえば、アニメや映画などが好きでそれらをつくるような業界に入れば、「作品に関われることがうれしい」「世界に日本のアニメを発信できる」など、自分にとっても働きがいのある仕事になるはず。ものづくりという点では、ほかのクリエイターに負けない専門的なスキルを身につけ、職人技を磨いていく大変さもありますが、大きなやりがいを感じることができれば、技術の鍛錬や知識の吸収を前向きに取り組んでいけるのではないでしょうか。

また、社会貢献にやりがいを感じるという方は、たとえば、観光業界やコンサルティング業界で地域活性に貢献することができますし、福祉業界に就けば人々を貧困から救ったりお年寄りを見守ったりすることもできます。人の役に立ち、感謝される仕事に就きたい人にとっては、そのような業界が大きなやりがいとなることでしょう。

ホワイトな職場を求めるなら

自分のしたいと考えている「働き方」で業界を絞ることも選択肢の一つです。たとえば「将来、家族との時間を大切にしたいから、残業や休日出勤がなく、プライベートの時間が確保できる企業で働きたい」と考えているならば、残業が少なそうな業界や雇用形態を選ぶのも一つの手です。福利厚生が充実している、産休・育休制度が充実している、研修・教育制度が整っていてスキルアップができるなど、社員のための制度があるかどうかは、長く働く上では大切なことです。

ただし同じ業界でも、いわゆるホワイトな職場かどうかは企業や部署によって異なることがあるので、OBやOGに話を聞いたり、大学の就職センターで過去の情報を集めたり、下調べを念入りにしておいたほうがいいでしょう。

受かりやすい業界ってあるの?

「この業界なら受かりやすい」というのは、一概にはいえませんが、受かりやすい傾向にある業界もあります。特徴としては、急成長中の業界で求人が増加している、生活に密着していて常に人手不足にある、などの状況下にある業界です。

たとえば、ネットショッピングの普及とともに運送業の需要は増えていますし、高齢化が進んでいる日本では介護業界なども人手不足が深刻であるといわれています。もちろん、実際に受かりやすいかどうかは業界の動向や企業次第ではありますので、しっかりと下調べする必要があります。

まとめ

就職活動を始めると、世の中にはさまざまな業界があり、さまざまな仕事があることがわかってくると思います。やりたい仕事が見つかっていればもちろん素晴らしいことですが、どんな業界が自分に合うのかわからない方は、「自分はどんな仕事をして、どんな生活をしていきたいのだろう」とじっくり考えてみると、自然と進みたい道が見えてくるはずですよ。

(学生の窓口編集部)

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