就活のカギを握る業界研究。業界MAPや業界地図はどのように活用することができるのでしょうか。業界MAPや業界地図にどのような内容が掲載されているのか説明しながら、業界研究を効率的に行うための活用方法を紹介します。
業界MAPや業界地図とは、業界の基礎知識や最近の動向、業界規模、主力企業の情報やトレンド情報などを知ることができる本やWebコンテンツのことです。その中でも本は、新聞社や経済系出版社など複数の出版社が発行しており、業界の全体像や勢力図などがわかりやすいようにマッピングされています。
その業界の現状や今後の動向、さらに企業間の関係性などを視覚的に知ることができ就活の業界研究に役立ちます。
業界研究は就活に欠かせない情報収集の一つで、自己分析や企業研究と並ぶ重要なもの。世の中にどんな業界があるのかを知り、業界への理解を深めるために必要になってきます。
このように大きなメリットのある業界研究ですが、それだけ手間も時間もかかるもの。そこで役立つのが業界MAPや業界地図と呼ばれるものです。
あらゆる業界の情報を一度に知ることができる業界MAPや業界地図は業界研究を効率よく行うことができるだけでなく、エントリーシートや面接時にも生かすことができます。
業界MAPや業界地図を活用することのメリットとして大きいのは、各業界について浅く広い知識を得られるということ。世の中には、あなたがまだ知らないたくさんの業界が存在しています。就活の可能性を広げるため、よりよい選択をするために多くの業界を知ることは決して無駄ではありません。
特定業界に精通することを目指すよりも一度ざっくりと全業界について触れておくことをおすすめします。
業界MAPや業界地図は業界内の企業関係なども知ることができるため、志望する業界が決まっている方にとっても、業界内で志望企業を絞り込むときに参考になります。
もしかすると、業界MAPや業界地図ではじめて知った業界の中から、あなたが求めるやりがいや働き方にマッチした業界を見つけられるかもしれませんね。
業界MAPや業界地図は、媒体によって特化している点が異なる場合があります。
たとえば、業界の情報や主力企業の関係性、勢力図を見るのに特化しているもの、業界内の企業の特徴、事業内容、取引先情報などの企業の業績を見るのに特化しているものなどがあり、平均年収や採用実績、離職率、有給取得状況などを知れる媒体もあります。
これらは面接時によく聞かれる質問ですが、回答となるような内容が業界MAPや業界地図に掲載されている場合があります。そのため業界MAPや業界地図を使ってあらゆる予備知識を得ておくことや多方面に情報を把握しておくことは面接対策としても効果的です。
冒頭でも書いたとおり、業界MAPや業界地図の本は、複数の新聞社や出版社から発行されています。中には独自調査された情報が掲載されていたり、優良企業を目指す人向けのものや女性向けのものがあったりと、各社ならではの見所があります。
また、Web上で見ることのできるサービスも多数あります。多くのWeb媒体の業界MAPや業界地図は会員登録を行えば無料で閲覧でき、いつでも見られることが特徴です。
マイナビ2020では、業界研究シリーズとして業界研究大図鑑を公開しています。
身の回りにあるものがあなたの手元に届くまでをフローチャートにしているので、どんな業界があり、業界内にどんな職種があるのかを簡単に知ることができます。どんな業界があるのか気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
▼マイナビ2020|業界研究大図鑑
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業界MAPや業界地図は志望する業界や企業の絞り込みだけでなく、面接対策としても役立ちます。就活で使える時間は限られていますので、業界MAPや業界地図を活用しながら効率のよい業界研究を行ってくださいね。
(学生の窓口編集部)