「就活の軸」が分からない人必見!具体例を参考に自分の軸を見つける方法

「就活の軸」が分からない人必見!具体例を参考に自分の軸を見つける方法

2019/03/19

就活の悩み・疑問

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大学卒業後、働く場所を得るため就職活動をします。しかし、やりたい仕事が決まっていない場合や、将来は起業したいなどの明確なビジョンを描いていない場合、「就活の軸」がなく、なかなか動けないことがあります。ここではその「就活の軸」について考えます。

「就活の軸が決まらない…」 具体例を参考に考える自分の軸の見つけ方

就活の軸が思いつかないのはなぜ?

今現在、就活の軸が思いつかないな、と悩んでいる人は、もしかしたら自己分析が不足しているなど、なにか原因があるのかもしれません。就活を進めていくうえで、軸はとても重要なものになりますので、今自分には軸がないという方はその理由をじっくり探していきましょう。

自分が何をしたいかわからない?

大学で勉強したり、ボランティアやアルバイトなどで社会と接するうちに、自分が将来何をしたいのかが見えてくることがあります。そういった経験を生かせる人は、就活をするときに軸となるものが見つかりやすいでしょう。

しかし、自分が将来なにがしたいのかわからない、将来の自分の姿が見えないという人もいるでしょう。やみくもに就活をして後悔しないためにも、「子育てしやすい社会を作りたい」「環境にやさしい都市づくりをしたい」など自分が今後関わりたいことを、しっかりと考えていきましょう。

自己分析で自分の軸が見つかる?

就職活動においては、企業分析をして就職先を見極めることが大切ですが、それとともに自己分析をすることも大変重要です。自己分析をすることで、就活の軸がより明確に定まります。

自己分析:自分の興味を考える

あなたはどんなことに興味がありますか? 流通や国際情勢からアートや音楽に至るまで、世の中にはさまざまな事象があります。これまで生きてきて触れたもの、大学生活で勉強したこと、まだよくわからないけれど、なんとなく気になることや楽しいと思うことなどを並べて、自分はどんなことに興味を持っているのかを明らかにしましょう。
お金の流れに興味があれば金融、ニュースなどに関心があれば報道やマスコミ、あるいはメディアを運営しているIT企業など、自己分析をしてみると、自分と接点を持つ企業が出てきます。自分の興味が生かせる場、同じ方向性を持つ企業を見つけることが、就活の軸を見つけることにもつながるでしょう。

自分の価値観を就活の軸につなげる

たとえば衣食住をとっても、どれを大切にするかで人の価値観はそれぞれ異なってきます。就職後の人生設計においても、結婚して家族との時間を大切にしたいか、仕事にひたすら邁進したいかという価値観の違いが生じるでしょう。いま自分がどのように将来像を描いているかを考え、その生活がかなえられる企業を見つけることもまた、就活の軸へとつながります。

軸を見つけるまでの参考例を紹介

就活の軸を見つけるまでの参考例を紹介します。

・漠然と眺めていた電柱の広告がなんとなく気になるようになった。それをきっかけに線路わきの看板や、ターミナル駅などにあるデジタル看板も気になるようになった。そこで広告代理店をはじめ、IT企業や街づくりに関係する企業など、広告を扱える仕事に就くという目標を軸にすることを考えるようになった。

・ゲームが好きだったが、実際にゲームを作る仕事に就きたいわけではなかった。そんななかで、ゲームを通して障害のある子どもたちへ学習ソリューションを提供する事業を知ったことをきっかけに「ゲームと教育を結び付けられる仕事がしたい」と思うようになり、教育関係の仕事に就くことを軸にした。

・海外旅行が趣味で得意な語学を生かす仕事に就きたいと考えていた。一方、サークルでイベントなどを企画することも好きだった。国際会議などの運営を担うコンベンション業は、語学を生かして世界的なイベントに関われるということを知り、その業種を軸とした。

・20代で結婚・出産したいと考えていた。そこで、ワーク・ライフ・バランスを重視している企業を業種にかかわらずピックアップし、自分の人生計画を実現できる環境を軸とした。

まとめ

就活の軸は、就職先を選ぶ際の目安ともなるもので、人生にも関わる重要なものです。まだ「なんとなく就職しなくては」と漠然と考えている人は、自己分析や企業との接点を探ることで、自分だけの就活の軸を見つけてください。

(学生の窓口編集部)

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