今回は、就活の際に自信を持って面接を受けることができるよう、人気・定番の面接対策本をご紹介します。しっかり時間を取って対策し、安心した状態で面接に臨めるよう準備を進めてみてください。
就活の面接対策をするためには、面接で聞かれることを知るのが重要です。通常は「なぜ当社に入りたいのか」という志望理由や、「あなたはどのように当社に貢献できますか?」という自己PR、そして「それはなぜですか?」というような根拠を聞かれることが多いです。
つまり「自己分析」「業界企業研究」「強み発見」にプラスして、面接のマナーを把握し、どんな状況にも対応できるようにすることが、面接対策では大事なのです。単にマナーを知っているだけではなく、伝えたい内容をきちんと自分の言葉で説明できるよう、しっかり準備していきましょう。
面接の対策本には「自己分析」「業界企業研究」「強み発見」「マナー」など、有益な情報が多々紹介されていますが、中でも重要になってくるのが「自己分析」と「業界企業研究」です。
「自己分析」をすることで「自分が何に興味を持って過ごしてきたのか」「それが将来の仕事にどうつながるのか」など、面接で使える志望動機やアピールポイントの発見になります。また「業界企業研究」をすることで、自分がどんな仕事をやりたいのか、あるいはどんな会社に就職したいのかが、明確になるでしょう。
では、就活の面接対策に使える人気・定番の本3選をご紹介します。面接対策本を使うことで、面接に役立つ「自己分析の仕方」や、業界や企業の特徴を発見しやすくなるのです。
この本には、自分の能力や特徴を知ることができるウェブサイト「ストレングスファインダー」へのアクセスIDが付いています。テスト結果では、34の強みの中から上位の5つが分かるので、自分が向いている仕事や、能力が活かせる環境を知るのに役立ちます。
2.ロジカル面接術 2021年度版
「論理的思考力」の鍛え方にフォーカスしたロングセラー本です。企業側から見た視点を紹介することで、学生は自分の強みをどんな観点でアピールすればよいのかが理解できます。
「就職四季報」には、様々な企業の本当の情報がつまっています。採用実績、平均年収、離職率、有給消化日数など、データから見える、企業の本当の姿を分析して、自分にピッタリな会社を見つけましょう。
難しい就活の面接も、対策本を活用することで、自信を持って臨むことができるはずです。ぜひ人気の本を購入して、本番に取り組んでみてください。
・高下 真美(たかした・まみ)
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て退職。現在は企業の採用HPインタビュー・執筆、就職・転職ノウハウ記事を執筆するフリーライターとして活動中。