就活面接で必ず聞かれる企業選びの「軸」の見つけ方!

就活面接で必ず聞かれる企業選びの「軸」の見つけ方!

2019/03/06

自己分析

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就活は人生における大きなイベント。その中で自分に合う企業や、心から働きたいと思える企業を見極めるためには、自分自身の「軸」を持つことが大事です。明確な「軸」を打ち立てて、納得のいく企業選びにつなげていきましょう。

就活における軸

就活における軸とは

就活を始める際、大いに役立つのが「企業選びの軸」です。この「軸」とはいわば「これだけは譲れない」といった自分なりの価値観や判断基準のこと。何に価値を感じるかは人それぞれなので、「自分の専門性を高められる仕事が第一」と考える人もいれば、「産休・育休が取れて長期にわたるキャリアが形成できる職場で働きたい」という人もいるでしょう。就活の際は、なるべく早い段階において、あなたなりの「企業選びの軸」を明確にしておくことが大切です。

軸を持つメリット

「軸」を持つことで得られるメリットは多岐にわたります。

効率の良い就活が望める

就職が決まらないまま卒業してしまうことは、避けたいところです。しかし現実には、就活解禁時を迎えてもなお、自分がどんな職場で働きたいのかわからない……と頭を抱えてしまう人もいると思います。時間を効率的に使うためにも、あらかじめ「企業選びの軸」を定めておきましょう。自分がどんな職場で、どのように働きたいかというイメージがあれば、就活の効率は大幅に上がります。

入社後のミスマッチを減らせる

「なんとなく気に入ったから」と入社した後、「何かが違う気がする」「この職場は自分に合っていないかもしれない」と違和感を感じて、早々に退職してしまうケースも多くあるようです。
もちろん、ポジティブな理由での転職・退職はよいことですが、就活時に「企業に求めるもの」を理解していなかったために起こるミスマッチでの退職は、もったいないですよね。
「企業選びの軸」を明確にしておけば、こういった入社後もミスマッチを減らすことができます。

軸を考える上で自己分析もできる

「軸」を決める際は、自分の「要望」や「希望」にフォーカスします。ただ「××が好き」という気持ちの裏側には、「××以外は嫌い」といった感情や、「好き」だと感じるに至ったエピソードが、隠されているかもしれません。
「嫌いなもの」「苦手に感じること」を知っておくのは、「好きなもの」や「得意なこと」を知っておくのと同じくらい重要なことです。なぜなら、自分に合う企業を選ぶ際には、ときに消去法も有効な手段となり得るからです。このように自分を多面的な角度から見つめることを「自己分析」といいますが、これこそが就活の結果に大きく関わってくるのです。

面接や履歴書にも活用できる

「軸」を決めることが、自己分析にもつながるとお伝えしました。それではなぜ自己分析が就活で必要なのでしょうか。それは自分自身のことをよく知ることで、強みがより明確になり、効果的にPRできるようになるからです。また、面接やエントリーシートで「あなたの軸は何ですか」「会社を選ぶ基準を教えてください」と問われた際も、自信をもって答えられるようになります。

企業選びの軸の例

企業を選ぶ際に「軸」となるのはどんなものでしょうか。下記にいくつか例を挙げるので、参考にしてみてください。

「企業」に関するもの
・ネームバリューや社会的信用がある
・将来性があり安定している
・企業理念に共感できる
・尊敬できる社長の下で働ける
・海外にも拠点を持ちグローバルに展開している

「給与・待遇・制度」に関するもの
・高収入である
・福利厚生が厚い
・昇給、賞与、退職金制度がある
・研修、留学、資格支援などの教育制度が充実している
・産休や育休などの制度が整っている
・転居を伴う転勤がない

「業務」に関するもの
・楽しさややりがいを感じられる
・自分の能力や強みが生かせる
・目指すスキルが身に付けられる
・未経験からでもスキルアップできる
・幅広い業務を担当できる
・社会献度が高い

「環境」に関するもの
・職場の風通しがいい
・和気あいあいとした雰囲気
・社員交流が盛ん
・平均年齢が低く、挑戦的な社風

まとめ

働く上で、何に重きを置くかは人によって異なります。多少時間がかかったとしても、じっくり自分と向かうことで、あなたなりの答えを導き出してください。そして、そこで見つけた「軸」を、企業選びに役立ててみてはいかがでしょうか。

(学生の窓口編集部)

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