【自己PRの基本】自己分析からアピールポイントを考えるには?

【自己PRの基本】自己分析からアピールポイントを考えるには?

2019/02/28

自己PR

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「簡単に自己紹介を」「自己PRを簡潔に」といきなり言われても、戸惑ってしまうもの。就活をよりよく進めていくためにも、書類選考や面接に備えてしっかり自己PRを考えておくことが大切です。今回は、自己PRの内容を考える上でのポイントをご紹介します。

自己PRと自己紹介の違い

どちらも自分について話すので混同されがちですが、自己PRと自己紹介はまったく異なるものです。両者の違いを正しく理解しておきましょう。

自己紹介で伝えること

自己紹介というのは文字通り、自分自身のことについて話すことです。具体的には、名前、所属、趣味や特技といった事柄です。すでに履歴書などに書いてあることを繰り返す場合もあるので、面接で自己紹介を求められた場合は、話す内容よりも、話し方や印象を重視して見られている場合もあります。

自己PRで伝えること

自己PRは自己アピールともいいます。つまり、自分のことを相手にアピールすることです。
自分はどのような人間でどのようなことができるのか、それは企業でどのように生かせるのかということを伝えるために、自分の強み=アピールポイントをよく練っておく必要があります。面接における自己PRは、自己紹介とは逆に、履歴書に書いていない事柄を含めて広がりをもたせやすい要素ともいえます。

自己分析から自己PRを考える

就活の自己PRや志望動機づくりで欠かせないのが「自己分析」です。自分のことを相手に分かりやすく伝えるためには、まず自分について深く、いろいろな角度から知っておくことが必要になります。自己分析をするときは、以下の3つについて考えてみましょう。

過去の自分を知る

過去を振り返るということは、自分の経験したことを整理してまとめるということです。特に熱心に取り組んだことを思い返し、整理してみましょう。その際、どんなエピソードがあったか、そこでどのような努力をしたか、どんなことを感じたのかということについてもまとめておくのがオススメです。さらに、それが今の自分にどうつながっているかまで掘り下げられると志望動機を書く際にも役立ちます。

長所や短所を知る

自分の長所がわからない、探しにくいという人もいるかもしれませんが、遠慮せずに自分の自慢できる部分を書き出しましょう。価値観、性格、能力、行動力などという項目で考えていくと、自分の良い部分をまとめやすいはずです。また、短所であっても見方によっては長所になることもあるので、正直に書き出すことが必要になります。

家族や友人に聞いてみると客観的な意見がもらえるので、第三者の目線からの「他己分析」も自己PRを考える上で役立つことがあるでしょう。

将来を考える

自己分析をするときに、将来についてはあまり考えられないという人もいるかもしれませんが、実は自己PRを作る際には重要なことです。自分が考える「大切にしたいと思う働き方」「実現したい理想」「社会に貢献したい事柄」などを自由に書き出してみてください。そして、それに向けて何をすべきか、何ができるかを考えましょう。

自分について深く掘り下げたら、その中からアピールできる「強み」をいくつか見つけます。しかし、それを羅列するだけでは自己PRになりません。伝えたい「強み」には、そのことを裏付ける「エピソード」や「経験談」が必要です。志望企業がどのような人材を求めているのかを研究したら、それに合わせていくつか自己PRを用意しておくのも有効な方法です。

自己PRと志望動機を使い分ける

自己PRと志望動機は何が違うのか悩んでしまう人もいるでしょう。しかし、両者は大きく違います。何のために自己PRと志望動機があるのか、その違いをしっかり押さえておきましょう。

・「自己PR」とは自分の強みをアピールする場
自己PRでは、自分の人間性や人として魅力だと思う部分を紹介します。その際は、「こういう経験をしたから、こういう能力が身についた」や「自分の長所は○○というところで、こんな体験をしたときに、△△という行動をとった」など、エピソード込みでまとめることが必要です。つまり、「今の自分を形作った過去」についてのエピソードを作るイメージになります。自己PR単体であれば、何パターンか作っておくといろいろなところに使えて便利です。

・「志望動機」はその会社に入りたい理由
志望動機は、自分のことをアピールするというよりは、まず志望企業の魅力に感じられる点を書きます。そこにアピールポイントを持つ「自分」がどう関われるかという内容を絡めるのです。たとえば、「この会社は他の企業と○○が違う。自分は△△という能力があるので、それを仕事に生かせる」といった流れになります。自己PRとは違い、「現在の自分が、この会社で将来何をできるか」についてまとめていくことが大切です。ただし、志望動機は志望企業によって変えなくてはならないので使い回しはできません。

まとめ

自己PRの内容を考えることは、今までの経験や能力を再認識することにもなるので、自分自身を見つめ直すいい機会にもなるでしょう。自己分析を発展させ、自分ならではの自己PRを考えてみてくださいね。

(学生の窓口編集部)

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