相談できる環境は充実傾向。ぼっち就活はやめよう / ゆるい就活ニュース 2019年2月2週号

相談できる環境は充実傾向。ぼっち就活はやめよう / ゆるい就活ニュース 2019年2月2週号

2019/02/07

就活の基礎知識

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就職活動に備えて、ニュースに触れておこうと思っても、長い!多い!わかりにくい!の3拍子揃った世間のニュース。やる気以前にとっつきにいくい。まずは、身近な”就活”のニュースから情報収集をはじめてちょっとずつニュース慣れしましょう。

ときどきさらっと見ておくだけで、就活の動きを知っておけるよう、簡単にニュースをまとめました。「へぇ~そんなことあったんだ」くらいの感覚で読んでもらえれば幸いです。

今回は2018年の年末ごろから起こってる動きをゆるめにまとめました。

3月からいよいよエントリースタートの企業も多いなかで、ゆっくりキャッチアップしていってください!

目次

1. 就活ルールの展望ついて
2. 説明会、面談について
3. 便利アプリ・ツールについて
4. 小ネタ

就活ルールの展望

就活ルールが政府主導になっても、これまでと何も変わらない気配

政府主導で就活ルールが設けられることになりましたが、違反に対する罰則がないため、これまでと何も変わらないと言われています。自分のやりたい仕事の情報は早めからチェックしておくようにし、採用の流れに乗り遅れないようにするのが大事です。

政府主導「就活ルール」の議論は今どうなっているのか?
元記事のURL <https://news.yahoo.co.jp/byline/sakaikazuki/20181215-00107767

業界によって方針が違うので、ルール廃止賛成の業界動向は要チェック

ルール廃止に関して賛成か反対かの問いに対して、「分からない」という回答が最も多いものの、「農・林・水産」「金融」「建設」「不動産」「運輸・倉庫」「サービス」の6業界では、賛成が反対を上回っています。賛成派企業の多い業界では、政府主導ルールが策定されても守らない可能性が高くなるでしょう。行きたい企業までは決めなくとも、どういった業界に興味があるかは、早めに考えておいたほうが良さそうです。

就活ルールの企業意識/運輸・倉庫など6業界、ルール廃止賛成
元記事のURLhttps://lnews.jp/2018/12/1210309.htm>


説明会、面談

体育会系はどうやって就活したらいいの?その悩みに答えます。

体育会系の学生には、部活と授業、就活の板挟みや、以前ほど採用に有利と言えなくなってきている現状があります。そんな体育系の学生の悩みに答えようと、「GAテクノロジーズ」という会社が、キャンパスや練習場近くの焼き肉店で会社の説明会や就活の相談に乗ってくれるという取り組みを始めました。実際にサッカー選手だったという社長をはじめ、体育会に理解の深い方々に悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか?

“会いに来てくれる御社”体育会の就活生を対象にした「出張説明会」開始会場は大学や練習場近くの焼肉店
元記事のURL https://news.nifty.com/article/economy/business/12117-9990>

気軽な「面談しましょう」にご用心。

面接とは違う名称で学生を呼んでおいて、実際は選考だったといういわゆる「だまし面接」。記事中では6割以上の学生が「面接とは言わなかったが、実質的に面接だった」と答えており、いろいろな名目で学生を呼んでの「面接」が行われているようです。「リクルーター面談」、「社員との面談」、「インターン参加者面談」「座談会」、「マッチングセミナー」、「キャリアディスカッション」など。すべてが「面接」とは言い切れないものの、参加の際はそういうことがあると用心しておいたほうが良いでしょう。

就活生6割以上が経験、「だまし面接」の実態
元記事のURL https://toyokeizai.net/articles/-/253060>


便利アプリ・ツール

動画面接で地方学生の移動負担が減る未来

地方の学生が上京しなくても面接が行えるようにと、スマートフォン上で採用活動が進んでいく、動画面接プラットフォームが開発されているようです。まだ、企業側への導入推進や大学への告知にとどまっていますが、今後、地方学生の負担が大幅に少なくなる未来へと つながっていくでしょう。

ZENKIGEN、地方学生の就活応援にスマホ上で完結「上京しなくてもいい就活」
元記事のURLhttps://ict-enews.net/2018/11/30zenkigen>

仲間がいなくても安心? LINEで就活の疑問に答えてくれるサービスがスタート

地方では就活の相談をするにも一苦労。周りの仲間しか相談できる人がおらず、東京や大阪、福岡など遠くの都市部に足を運んで相談をする学生がいるそう。そうした課題を解決しようと、就活に関するイベントや個別相談などを行っていた株式会社ハシゴが、スマホだけでキャリア相談を行えるLINEの窓口を開設しました。就活でなにをしたらいいのかわからない人は、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか?

LINEでいつでも気軽に相談できる就活相談サービス「ハシキャリプラス」をリリース!
元記事のURLhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000031684.htm>

コミュ力が不安でも、便利なツールで自分の可能性を伝えられるかも。

現在の就活は在学中の学習内容が適切に評価されにくく、”コミュ力”の高い学生が評価される傾向にあります。それでは、学生とのマッチングにおいて「機会損失につながっているのでは?」ということから、芝浦工業大学が潜在能力の診断とポートフォリオの作成が行えるツール「ハローナビ就活・適職診断」を開発し、WEB上に公開しました。登録すれば、自分がどういう仕事が得意なタイプかわかる「適職診断」は無料で行え、より細かい分析や、ポートフォリオの作成機能は有料となっています。

就職活動を支援する「学生の可能性診断・ポートフォリオ作成ツール」を開発芝浦工業大学
元記事のURLhttps://univ-journal.jp/23800/>



小ネタ

就活は仲間とやったほうが効果的。一人でやると情報弱者になりやすい?

就職活動において、うまくいった学生と苦戦した学生では何が違うのか? 就職活動に対して、意識を高く持つ仲間との情報交換や、選考対策などを積極的に行っていた学生は有利に進め、一人で書籍やネットの情報のみをたよりにしていた学生は活動が長期化してしまったとのこと。幅広くいろいろな情報に触れるようにし、情報に偏りがないように動くことは、就職してからも仲間と一緒に仕事をする上で大事な能力と言えるでしょう。

【プロが指南就活の極意】成功しやすい学生の特徴とは
元記事のURLhttps://www.sankei.com/premium/news/181214/prm1812140003-n1.htm>


高学歴でも苦戦する理由とは?取り柄は「学歴だけ」に注意

学歴があると、選考側も期待のまなざしで学生を見るため、受け答えに難があると、「期待外れ」と評価されてしまいやすい弊害があるようです。高学歴と呼ばれる大学に身を置いていると、周りの友人がどんどん名の知れた企業に就職が決まっていきます。「自分もそのくらいには絶対」と思っている学生もいますが、しっかりと自分の能力を分析し、マッチする会社を選ばないと、心も体も疲弊する原因になってしまうかもしれません。

早稲田、TOEIC900点でも内定なし高学歴就活難民のリアル
元記事のURLhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181217-00000010-pseven-bus_all>

【終わりに】
昨年12月に編集部では「就活ホンネ会議」という、学生と企業の人が、就活の疑問について本音で語り合うイベントを行いました。結局「本当に本当ですか?」って聞く学生と「本当だよ」っていう企業の溝を再確認。イベントレポートの中で「企業側も言葉が足らない」とあり、学生が納得できる理由や言葉がないので、言葉通りに信用できないのはまさに納得。

今回のニュースでも取り上げた「だまし面接」や「ルールは守られない見込み」など、学生が企業の言葉を信用できないような状況を作っているのは明らかに大人側なのかもしれません。

優秀な学生をいかに獲得するのかは、とても大事なこととは思いますが、化かしあい就活と言える今の現状で本当に優秀で会社にマッチした採用ができているのでしょうか?

就活のかたちも、どんどん変わってくる、あるいは変わるべき時代になってきているように感じています。就活メディアを運営するわたしたちも、できることをコツコツをやっていけたらなと思っています。学生さんが行動できるきっかけをとどけられるようにがんばります!

次回の『ゆるい就活ニュース』もお楽しみに!

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