【就活生必見!】合説・個別説明会を業界・企業研究に活かす4つのコツ!

【就活生必見!】合説・個別説明会を業界・企業研究に活かす4つのコツ!

2018/07/30

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就活生が必ず参加すると言っても過言ではない、合同説明会や個別説明会。上手く活用すれば、業界・企業研究に繋げることができますので、コツをまとめてご紹介します。ぜひ説明会を活用して、効率のよい就職活動を行ってみてください。

【就活生必見!】合同説明会・個別説明会の違い

合同説明会と個別説明会の違い

就活を始める前には、合同説明会と個別説明会の違いがわからないという方が多いかもしれません。まずは、その違いからご説明していきます。

合同説明会

合同説明会には複数の企業が参加します。それぞれが企業ブースを設営して企業別に説明会を行っていたり、会場のセミナースペースで就活に関するセミナーやメイク講座、エントリーシートの書き方などお役立ちコンテンツも実施しています。就活に役立つ情報・機会がぎっしり詰まった説明会です。
基本的には選考と関係なく行われる説明会ですが、就活時期の中盤以降に開催される合同説明会では、面接の予約やその場で面接を行うこともあります。会場は東京ビッグサイトなどをはじめ、非常に大きな場所が使われることが多いでしょう。そんな合同説明会には、2つの種類があります。

1.多業種の合同説明会

就職情報解禁からすぐに開催される合同説明会は、特にジャンルを絞らず、さまざまな企業を知るチャンスです。この時期はみんな就活初心者ですから、学生に対するサポート内容が含まれていることが多く、さまざまな業界を知るための工夫が散りばめられています。
企業も自社の説明に限らず、業界についての説明なども丁寧に話してくれますので、自分の知識を深められるという特徴があります。

2.業界別の合同説明会

多業種の合同説明会に比べて、少し遅い時期に開催され始めるのが業界別の合同説明会です。学生がある程度志望する業界が絞れてきた頃に開催されます。出展企業のブース配置に関しても、業界の中でカテゴリ分けがなされるなど、学生がその業界を深く知れる工夫が多いでしょう。
この時期の説明会では、その場での選考やその後の面接設定まで行うケースも見られます。


個別説明会

個別説明会はその名の通り、企業が単独で行う説明会です。就職協定を結んでいる企業は情報解禁日以降に説明会を開催します。個別説明会は主催がその企業のため、企業の会議室やホール、あるいはアクセスのよい場所にある貸し会議室などで行われます。

個別説明会は、その企業の選考を受けたい就活生が参加するもので、ほとんどの場合説明会参加が選考への切符になるという点が特徴です。内容も企業が求める人材や仕事の一日のスケジュール、他社との差別化ポイントなど、個別説明会でしか知り得ない非常に詳細な情報を学生に提供します。学生としては次の選考に役立てられそうな内容がたくさん詰まっているため、気が抜けません。説明会を聞いている態度なども選考の一環となっている可能性がありますので、注意してください。

このような特徴をもっている合同説明会と個別説明会ですが、それぞれどのように業界研究や企業研究に活用していけばよいのでしょうか


説明会の実施時期

次に説明会の実施時期をご紹介していきます。

就活序盤:合同説明会(多業種合同/業界別合同)

就職活動が始まってからすぐは、多業種合同説明会が行われます。
この時点で業界を絞り込めている方は多くなく、合同説明会では業界や企業の雰囲気をざっくり捉えるために使います。企業の方との距離も近く気軽に質問できますので、その企業で実際働いている人と自分との相性も含め、情報収集を行いましょう。
企業側は多くの学生に自社を知ってもらうことを目的としているケースが多いので、まずは合同説明会で多業種の企業を一度に知れるというメリットを活かして、業界について大枠を学んでいきましょう。

次に、序盤から中盤にかけて業界別の合同説明会が行われます。
多業種合同説明会に比べて、もう少し踏み込んだ内容と業界の中の立ち位置などを詳しく説明してくれます。自身がどのような仕事に心を惹かれるのか(対外的な折衝が好きなタイプ、1人でコツコツと仕事を行っていくのが得意なタイプなど)を感じ取りましょう。

この時期になんとなく自分の仕事に対する「こうできたらいいな」ということをぼんやりとでもイメージできれば、今後の業界・企業研究に役立てられます。

就活中盤:個別説明会

中盤に差し掛かってくると、いよいよ個別説明会が始まっていきます。
先ほどご説明した通り、個別説明会ではその企業の大切にしていること、先輩社員の話あるいは求められる人物像、などについて説明があります。
業界を知った後に企業を知ることで、他と比較したときに違いがわかりやすくなっています。自分が理想とする働き方やライフイベントなどで変化したときにでも対応ができるかどうかなど、さまざまなタイミングでの働き方をイメージすることも大切です。


説明会参加を業界・企業研究へ活かす4つのコツ

【就活生必見!】説明会参加を業界・企業研究へ活かす4つのコツ

では実際に合同説明会と個別説明会を業界・企業研究に活かしたい場合、どのようなことをコツとして説明会に参加すればよいのかをご紹介していきます。

1.業界地図などを読んでから説明会に参加する

多業種合同説明会は、事前に業界地図などを読んである程度業界について知識を装着した上で参加しましょう。知識があって初めて、自分と業界との結びつけを行うことができます。

2.出展予定の企業を研究してから行く

合同説明会にいく場合は、出展予定の企業の中から自分の興味のある企業をピックアップしていくつか企業研究を済ませておきましょう。事前知識を得ておくことでセミナーを聞いたときに、頭の中で整理することができます。また、その業界内の企業を比較し、自分に合うかどうかを想像することもできます。

3.セミナーやブースで業界について理解を深める

興味のある業界の企業ブースでは、その企業のことだけでなく業界についての質問も積極的にしてみましょう。業界地図など本を見てもわからなかった疑問点を、そこで質問してみてもよいでしょう。

4.個別説明会前にこれまで学んだ企業と比較して企業研究する

合同説明会で得た情報を活かして、業界内の企業を比較します。
ひとつの業界の中で複数企業を知っていることで、ここはA社に似ている、ここはB社と正反対だなどと比較をしながら認識することができます。そうすると、志望動機を書く際に「なぜこの企業を選ぶのか」の理由が明確になり、説得力を増すことができます。


その企業の差別化ポイントや、その企業にしかないものを理解しておくことは社会人になってからも非常に役立ちます。今後のために同業界の企業や別業界の企業のこともできるだけ多く知っておきましょう。


就活を始めたばかりのときはどういった説明会があるのか理解ができず、なかなかうまく活用できないことも多いです。しかし、今回ご紹介した4つのコツを活用すれば、効果的な業界・企業研究を行うことができるはずです。説得力のある志望動機を作成して内定を勝ち取るためにも、ぜひ参考にして就活を成功させてください。


執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系

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