就活の準備をしているときに、「そういえば腕時計は購入した方がよいのかな?」と迷ったことのある方もいるのではないでしょうか。実際、就活の面接の際に腕時計が必要かどうかについてと、購入する場合の選び方のポイントを徹底的に解説していきます。面接に対する不安な点をすべて解決して安心した状態で面接に臨めるよう、ぜひ参考にしてみてください。
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就活の面接の場合、自社で行うケースと貸し会議室など別会場を借りて行うケースがあります。
自社の場合は待合スペースがエントランス部分であることも多く、時計が設置されていないこともあります。また、貸し会議室や別会場などの場合も面接をする部屋には時計がついているのですが、それ以外の部屋には時計がついていないケースも多いです。就活生は腕時計がないと「何分経ったら移動してください」という企業側の指示に従えないことになります。
普段はスマホを時計代わりに使っている方も多いと思いますが、面接会場ではスマホの電源を切るように指示が出るケースも多いです。そんな中、スマホをチラチラ見ている学生に対してあまりよい印象をもたないでしょう。不真面目そうな印象を与えないためにも、腕時計をしてスマホを見ずに済む環境を整えておきましょう。
こんな腕時計があると面接の際に役立ってくれるという、便利な特徴をご紹介します。
選考形式が面接・筆記試験のセットという企業も多いです。試験の際、腕時計が邪魔になるあるいは時間が見づらいという理由で机に置く場合があります。金属製のベルトの腕時計であれば、ちょうど時計が見やすい位置で自立してくれます。さっと目をやるだけで時間が確認できるので、無駄な時間を使わずに済みます。
就活中に時間を見るときは、ちらっと見て時間を認識するケースが多いです。そのため、文字盤がある程度大きく見やすいという特徴は非常に重要です。
オシャレさを追求して小さい文字盤のものにしてしまうと、後悔することにもなりかねません。腕を離して時計を見たときにも、パッと時間が認識できるサイズの文字盤を選ぶようにしましょう。
面接と試験がセットの場合、秒針があるアナログ製の時計があるとより正確に時間を把握できます。また、試験問題の1問を何秒で解けるかという計算に便利ですので、秒針付きのものをもっておくのがおすすめです。ちなみにデジタルはカジュアルだと捉えられてしまう場合が多いので、アナログのほうがスーツスタイルにはふさわしいでしょう。
また、スタイリッシュな時計になると、時間のみの表示で分刻みの表示がないケースもあります。オシャレさよりも実用性を備えた時計かどうかをチェックして、購入するようにしましょう。
就活の面接の時にも役立ってくれる腕時計ですが、就活前の多くの学生はもっていないことが多いです。新しく購入するときにどのようなポイントを見ていけばよいかをご紹介します。
就活用の腕時計ですから、もちろん派手さは必要ありません。逆に派手なものを選んでしまうと悪印象を与えてしまうケースもあります。控えめで、シンプルなデザインのものを選ぶようにしてください。
時計のベルトはフォーマルな印象を与える金属製、革製のものを選びましょう。金属製の場合、ゴールドを選んでしまうと非常に目立ちます。シルバーカラーを選ぶようにするのがおすすめです。また、革製のベルトであればブラックやブラウンなど落ち着いたカラーを選ぶとよいでしょう。
文字盤についてもさまざまな色がありますが、基本的にホワイトかブラックにしておきましょう。凝ったデザインの腕時計は、社会人になってから購入するのがおすすめです。
自分で巻く時計などではなく自動的に時間が合う電波時計や、クオーツなどの狂いが出ない腕時計を選びましょう。
以下に挙げるようなブランドには、数千円~1万円台でも購入できる時計がたくさんあります。社会人になっても使えるものを、と考えている方は数万円程度のものを買うのもおすすめです。
秒針がなくても問題ないという方はダニエルウェリントンもおすすめです。分刻み表示があるものを選びましょう。どんなシーンで使うのかを意識して、自分の使い方に合うものを購入できるかどうかが大切です。
就活の面接時に役立つ、腕時計の選び方のポイントを徹底解説しました。どのような時計を選べばよいのかわからなかった方も、明確な基準をもって購入することができるようになったはずです。リクルートスーツと同じく、腕時計も身だしなみのひとつと考えて一緒にそろえておくと、安心して就活に臨むことができますよ。ご紹介したポイントを、ぜひ就活準備に役立ててみてくださいね。
執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。