就活の最重要項目!魅力的な自己分析を仕上げる5つのコツ

就活の最重要項目!魅力的な自己分析を仕上げる5つのコツ

2018/07/25

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魅力的な自己分析を仕上げるための5つの就活でなぜ自己分析が必要といわれるのか。
自己分析は就活で最重要ともいわれる項目です。先輩から「自己分析は早めに取り掛かった方がいいよ!」といわれたことがある方も多いのではないでしょうか。就活でなぜ自己分析が必要といわれるのか。その理由と、魅力的な自己分析を仕上げるための5つのコツをご紹介していきます。コツをご紹介。

就活で最も重要な自己分析 

マイナビ学生の窓口が調査した、就活で最初に取り組んだものの第1位にも選ばれている自己分析。就活攻略本や就活に関する記事でも、自己分析が重要で最初に取り組むべき項目だといわれていることは多いようです。

第1位「自己分析」55人(28.3%)
第2位「企業研究」50人(25.6%)
第3位「企業説明会参加」33人(16.9%)
第4位「インターンシップ参加」32人(16.4%)
第5位「筆記試験対策」12人(6.1%)
(参考 https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/47158

自分が好きな企業を知るための企業研究や説明会の参加、あるいは自分に向いている仕事を知れて実務の体験もできるインターンシップの参加よりも、重要で早くに取り組んだ方も多いことからその重要性がうかがえます。しかし、自己分析がなぜ就活で一番に取り組むべき項目なのか、あなたは答えられるでしょうか。

何をするにも「なぜそれをするのか」ということがわかった上で行うのと、何も考えずに行うのとでは結果に差がついてきます。まずはなぜ自己分析をするのか、その目的を考えていきましょう。   

自己分析は就活にどうして必要なの?

自己分析が就活になぜ必要なのかを考える前に、まずは就活の目的を知っていきましょう。就活の目的は「あなたを雇ってくれる企業を見つけて自分に合った企業に就職し、そして幸せに働き続けられる職場を見つける」ことです。
つまり、自己分析で「あなたを魅力的な人材だと感じてもらうこと、自分に合った企業を自分で判断できる軸、そして自分が幸せに働ける軸」を手に入れることが重要になってくるのです。では、自己分析が必要な理由を下記に挙げてご紹介します。

・企業が知りたいことに答えるため
就活であなたを魅力的な人材だと感じてもらうために一番大切なのは、その企業が知りたいと思っていることに答えられることが重要です。いくら能力が優れている方であっても意思の疎通がうまく図れなければ「魅力的だ」という風には感じてもらえません。企業側は企業に役立つ、利益を生み出してくれる人材を採用しようとしています。
企業の意向を的確に読み取り、正確にそして期待以上に成果を上げてくれそうな人材という風に感じてもらうことが合格への近道となります。自分が話したいことではなく、企業が欲しい情報にフォーカスして対応できる方と思ってもらえれば、役に立つ人材と捉えられる可能性が高いでしょう。

・自分が将来やりたいことを考えるため
就活の目的でもある「自分に合った企業に就職すること」に関わる項目がこちらです。まず自分に合っている企業かどうかを判断するのに必要なのが、その企業の業務内容は自分が将来やりたいことに沿っているのかということ。
自分自身が将来やりたいことについてわかっていなければ、その企業が自分に合っていると判断することもできませんし、そこで働く意味を相手先の企業に伝えることも難しくなります。

働くためのモチベーションとなるポイントを自分自身が理解できていない場合、志望動機が薄っぺらいものになってしまいます。これで合格から遠ざかる可能性も大いに考えられるはずです。

・好き嫌い、長所短所、得手不得手を知るため
こちらも就活の目的である「幸せに働ける仕事・職場かどうか」ということを判断するのに、好き嫌いや長所短所・得手不得手を知ることも非常に重要です。
物事の好き嫌いを克服することはとても大切ですが、仕事上で嫌いなものをやり続けるほど辛いことはありません。ある程度自分の好き嫌いを理解して仕事を選びに活かすことは、就職でも転職でも同じように皆がやっていることです。

また、自分の長所短所を理解することも重要です。自分が長所だと感じていることを活かして働けると満足感を得ることもできますし、逆に短所を理解することで自分に向いていない仕事を判断することもできます。
得手不得手も知っておくと、得意なことを仕事にして他の人よりも簡単にアドバンテージをとることができる可能性が高いです。仕事で自己実現をしていくために好きではなくあえて得意分野を選ぶということも、戦略のひとつといえます。

・自分の能力を知るため
自己分析では、自分の能力を知ることができます。過去に行ったことで自分にどのような能力がついたのか、あるいはどのような能力を磨くきっかけになったのか、などを知ることができます。
自分の能力を知っていれば、「どれだけその企業に適した人材であるか」をアピールすることもでき、企業に魅力的な人材だと感じてもらえる可能性が高まります。

・自分の人となりを知るため
今までご紹介したことをすべて統合すれば、自分の人となり=自分がどのような人間なのか、ということを知ることができます。何が得意で、何が苦手で、どのような長所があって、何が好きなのか、仕事ではどのようなことを実現したいのかなど。
これらがわかれば、企業側も「この人材を採用したい」と思えるようになっているはずです。

他人のことは説明できても、自分のことは自己分析などを行わない限りなかなか理解できていないものです。知っているようで知らないため「説明してください」といわれると、根拠が曖昧になっていることも多いのです。それらを明確にして初対面の相手にもわかりやすく伝えるために、自己分析が必要とされているのです。

自己分析は就活の基礎

自己分析が必要な理由についてご紹介してきましたが、次に自己分析がなぜ就活の基礎となっているのかをご説明していきます。

 ・自分が「何で」動くのかという理由がわかる
自分自身の好きなこと、将来実現したいこと、長所や短所などを理解することで、自分が何をモチベーションに動く人物なのかということを理解できます。表面上好きなことで就職先を選んでしまうと、3年から5年経ったときにモチベーションがなくなり、疑問を感じるようになります。

転職自体に悪いことはないのですが、自己分析ができていないと「自分に合わない」と考えて転職を繰り返す可能性が高まります。転職を重ねても年齢が高くなるだけで、ただのキャリアダウンにつながる場合もあるでしょう。まず就職をする前にしっかりと自己分析をしておくことで、自分が何をモチベーションにして動く人材かを知ることが可能です。当てはまる企業を選ぶようにすれば、人材のミスマッチが起きずに幸せな就職をすることができるでしょう。

学生だけでなく、社会人になってからも自己分析はとても重要です。実際は日々の仕事が忙しく、目標などがわからなくなってしまう方も多いので、定期的に自己分析を行って自分の変化を把握しておくことをおすすめします。

・他者にとって説得力のある文章が書ける
自分のことを説明するときには、根拠が欠けてしまいがちです。つい「自分がこう思っているから」と伝えてしまいそうになりますが、その理由だけで相手は納得できません。必ず根拠となるものをセットで伝えましょう。

過去の実績や成果とその理由という2つを組み合わせることで、説得力のある説明になります。この文章は書類選考にも、面接などでも使える表現の方法ですのでぜひ身につけてください。

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