ESで伝わる志望動機・自己PRの書き方をチェック! 例文集で理解を深めよう

ESで伝わる志望動機・自己PRの書き方をチェック! 例文集で理解を深めよう

2018/07/12

志望動機

「エントリーシート」は、「自分はこういう人間で、こんなことができます!」といったことを企業にアピールする、いわばプレゼンシートのようなものです。ですからそこに盛り込む文は、「相手に響くもの」でないといけません。そこで今回は、エントリーシートに盛り込む文章の例文をご紹介します。先輩就活生たちが実際に選考で記入した自己PRや志望動機を例文として取り上げますので、参考にして自分のエントリーシートをよりよいかたちにブラッシュアップしてみてください。

エントリーシート例文集! 伝わる志望動機・自己PRの書き方

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最初に結論を持ってきて興味を引こう

エントリーシートを書く上で特に重要な項目が「自己PR」と「志望動機」です。採用する企業側は主にこの二つから「志望者がどういった人間なのか」「会社にどんな貢献をしてくれるか」を判断します。

この二つの項目を記入する際に重要とされているのが、

●結論を最初に書く
●結論について具体的に説明する
●結論を基にその企業にもたらす利益を説明する

といった点です。例えば「語学力」をアピールする自己PRを書く場合、

1.自分の長所は「語学力」
2.この語学力は4回の海外留学で身に付いたもの
3.多くの外国人と交流することができ異文化を学べた
4.語学力を生かし海外企業との提携で貢献したい

といった形で書くと、企業側も「この人は海外部門で活躍できそうだな」と実際に働く姿をイメージできます。またエピソードを盛り込むことで「もっといろいろ聞いてみたいな」と思ってもらいやすくなるため、次のステップ(面接)に進める可能性が高まります。

志望動機も同様です。「なぜその会社に入りたいのか」の理由を最初に書き、次に入社したい理由についての説明をしていきましょう。そうすることで、読む人が理解しやすく、また興味を持って読んでもらいやすくなります。

どんな文にすればいい? 例文から学んでみよう!

次に、「自己PR」と「志望動機」を記入する際に注意する点を踏まえた例文をご紹介します。

自己PR例

例1)「明るさ」をアピール

私の強みは明るいところです。よく友人からは「君がいると場が明るくなる」と言われ、ムードメーカー的な役割をしています。落ち込んだときやチームで物事を進めるときなど、さまざまな状況において、明るい気持ちでいたり、明るい雰囲気で取り組むことで一番いい成果が上げられると思っています。

学生時代にはこの社交性を生かして親しい仲間を募り、サークルを立ち上げました。サークルの代表としてみんなをまとめたり、初めてサークルに参加してくれる人でも、楽しんでもらえるように積極的に話しかけたり、場を盛り上げるように話題を振ったりしました。

この持ち前の「明るさ」のおかげで、多少の失敗では落ち込むことはありません。社会人になってもこの明るさを大切にし、失敗を恐れずに挑戦していきたいと考えています。
(24歳/大学4年生/男性)


例2)「相手に尽くせる力」をアピール

私の長所は、相手のために尽くすことができる点です。相手のためなら努力を惜しみません。

この長所を伸ばすことができたきっかけは、サークル活動で行った新入生の勧誘です。 私は副代表として勧誘の中心となり、私たちのサークルの課題である女性メンバーの少なさを改善するためのさまざまな工夫を行いました。

その中で、より多くの新入生に活動の見学に来てもらえるよう、一度でも来てくれた新入生はできるだけ名前を覚えたり、初めて来てくれた新入生には自分から積極的に話しかけ、緊張をほぐすように心掛けました。その結果、例年の倍ほどの人数の女性メンバーが新たに入会してくれました。

この経験から、相手の立場になり最善の行動を取ることをより心掛けるようになりました。これを県の職員となってからも忘れず、県政に取り組みたいと思います。
(22歳/大学4年生/女性)


上の二つは、実際に内定を勝ち取った先輩社会人の「自己PR」です。最初に「強み」を書き、その強みに関するエピソードを具体的に紹介しています。また強みに関する「背景」が盛り込まれているのも、読んでいる側が興味を引かれるポイントです。

志望動機例

例1)官公庁志望

行政官としての業務と審査官としての業務の両方を通じ、多面的に産業の発展に貢献できる貴庁の業務を魅力的に感じ、志望しました。

民間企業での就職活動を通じ、製造業ではどの企業でもイノベーションを起こそうとしていることや、海外進出を強化しようとしていることを知りました。特許の適切な審査やユーザーが使いやすい仕組みづくり等を通じ、全く新しい技術の活用と産業の発展を後押ししたいと考えています。
(24歳/女性/大学院生/専門・スペシャリスト職内定)


例2)金融業界

金融業界を志望している理由は、人の成功をサポートする仕事がしたいと思ったからです。 以前、家庭教師のアルバイトをしているときに、生徒と一緒に努力して志望校合格までたどり着いたときの達成感から、人の成功をサポートする仕事がしたいと思いました。

また、金融業界というのは扱っている商品に同業社との差がほとんどありません。だからこそ、お客様が買ってくれるかどうかは「人」次第だと思っています。お客様から信頼していただける行員になり、お金を通してお客様をサポートし、地域の活性化に貢献したいと思い、御行を志望しました。
(25歳/女性/大学院生/職種未定)


こちらも、実際に内定を勝ち取った先輩社会人の「志望動機」です。最初に「志望動機(結論)」を書き、なぜ入社したいと思ったのかの詳細を説明しています。その上で、「入社したら何がしたいのか」を述べていますね。こうした構成にすることで、動機の「理由付け」が分かりやすくなります。

もっとたくさん例文をチェック!

『マイナビ学生の窓口』では、他にも先輩社会人たちの自己PRの例文や志望動機の例文を紹介しています。「自己PRや志望動機を書く足掛かりが欲しい」という人は、チェックしてみてはいかがでしょうか。

▼【自己PR】先輩が実際に書いたES例文を見る!
https://gakumado.mynavi.jp/style/tags/%E8%87%AA%E5%B7%B1PR%E4%BE%8B%E6%96%87%E9%9B%86

▼【志望動機】先輩が実際に書いたES例文を見る!
https://gakumado.mynavi.jp/style/categories/data/shiboudouki

また、自己PRや志望動機を書くためには、就活ノートを作ってみるのも有効です。ぜひ「就活完全攻略テンプレ」を活用して、就活ノートをまとめてみてください。

▼就活ノート作成に使える! 「就活完全攻略テンプレ」
https://gakumado.mynavi.jp/style/articles/52012

(中田ボンベ@dcp)

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