「ベンチャー企業」とは? 就職するメリット、スタートアップとの違いは?

「ベンチャー企業」とは? 就職するメリット、スタートアップとの違いは?

2018/07/12

企業研究


ベンチャー企業の就活ポイント

そんなベンチャー企業で働くための就活ポイントをご紹介してきます。

ポイント1:早く動き出す

ベンチャー企業は基本的に選考の時期が大企業とぶつかった場合、採用が難しくなることをわかっているため、早めに動き出す企業が非常に多いです。また就活を早めに動き出している学生は非常に優秀な方が多いため、若くしてどんどん成長したいというベンチャー気質とも考えがマッチングします。
時期としては3年の夏、秋から選考を始めることが多いです。サマーインターンから選考を開始する企業も多いため、ベンチャー企業に就職したいのであれば最低でも3年生の夏から動くことが必要となります。

ポイント2:インターンなどで入る

ベンチャー企業の場合、長期インターンの受け入れをしていることも多いです。社長や社風と自分が合うかどうかということを見極めるためにも、長期インターンで働いてみることをおすすめします。
長期インターンで働いていればそのまま内定をもらうこともできる可能性が生まれ、一次面接や二次面接が免除されるというような飛び級選考が可能になるケースもあります。短期のインターンでも飛び級制度を取り入れている企業も多いため、インターンから選考に入ってみるのもおすすめです。

ポイント3:変わった選考が特徴

ベンチャー企業はそれぞれの企業カラーを生かして、変わった選考を行うところもとても多くあります。注目度が増し、学生がおもしろいと思って応募してきてくれる可能性もあるため、さまざまなアイデアを出しているケースが多いのです。

・通年採用
・スカウト採用
・逆面接
・麻雀選考
・起業コース
・動画素材
・エイプリルフール採用

就職制度の部分で変わった選考をしているのが、通年採用やスカウト採用、逆面接などの採用方法です。通年採用の場合はインターンから働いてもらって内定を出すケース、あるいは既卒でもOKというような企業もあります。スカウト採用の場合はスカウト用の際とがあり、プロフィールを入力しておくとで企業からスカウトが来るというものです。自分から探さなくても企業側が「この人はうちの会社に合っている」と考えて声をかけてくれるという新しい手法です。

その他にも逆面接といって、企業が面接するのではなく学生が面接するという形式の採用活動を行っている企業もあります。また、選考が変わっているという点でいうと、麻雀で選考をしたり「起業コース」を作って内定と同時に事業を運営する社長となる採用(合格すれば出資してもらえる)を行っている企業、あるいはエイプリルフール採用といって4月1日限定で嘘の履歴書を作ってエントリーシートを受け付けているなど、変わった手法を使った企業もあります。

このような少し変わった採用を行っている企業に応募してみて自分の実力を試すという観点でも受けてみるのもおもしろいので、自分が若くしてどんどん成長したいと考える方であればベンチャー企業も一度応募してみることをおすすめします。

ベンチャー企業に就職するメリット

では最後に、ベンチャー企業に就職するメリットをご紹介していきます。

メリット1:若くても実力があれば役職者になれる

先ほども「年齢はまったく関係ない実力主義」という項目でお伝えしましたが、若くても実力があれば役職者になることが可能です。同年代のスキルとはまったく違う経験を得ることができるため、将来起業したいと考えている方や夢があて期限が決まっている場合などは非常におすすめの就職先といえます。

メリット2:成長を実感しながら思い切り仕事ができる

若いときに思いっきり働きたいというかたには、さまざまな制限がなく働けるベンチャー企業はおすすめです。まだルールが敷かれていない状況でスタートできるため、自分たちが働きやすいように制度を変えていけるというのも大きなメリットです。

メリット3:1人の裁量が大きい

役職者になる前であっても一人一人の裁量が大きく、幅の広い仕事を経験できるというのもよい点です。人数が少ないからこそ自分が担う領域が広くなりますし、会社の役に立っているという実感が常にあるという状態で仕事をすることができます。好奇心旺盛な方であれば、ぜひベンチャー企業に就職し、思いきち仕事をしてみることをおすすめします。

まとめ

ベンチャー企業とスタートアップの違いや、就職するメリット、就職の対策についてご紹介しました、まだまだ大手企業は根強い人気ですがずっと安定しているというわけではありません。若いうちから自分の実力を高め、10年後に活躍している人材になるため、最初はベンチャー企業へ就職するという選択肢もよい方法ではないでしょうか。自分の見識を広げるためにベンチャーに就職したい方は、ぜひこの記事を参考に就活対策を行ってみてください。

執筆:高下真美

新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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