自己PRで集中力をアピールするコツ4つ【例文つき】

自己PRで集中力をアピールするコツ4つ【例文つき】

2018/06/27

自己PR

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就職活動において、必ずといっていいほど要求されるのが「自己PR」ですね。いわゆる「ガクチカ(学生のときに力を入れていたこと)」などでまとめることもありますが、「集中力」など性格的な長所を書くこともあります。今回は「自己PRで集中力をアピールするコツ」についてご紹介します。

自己PRで集中力をアピールするコツ4つ

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自己PRで「集中力」をアピールするには?

社会人は、就業中は仕事に集中することが求められ、それは当然のことです。しかしながら「人間の集中力が持続するのは1時間」などといわれるように、勤務中ずっと集中しているのは困難ですね。だからこそ、就活生は集中力を強味・長所としてアピールすることができるのです。集中力をアピールするときは以下のようなポイントを押さえたPR文を作るといいでしょう。

まず結論から述べる

自己PRでは、結論を最初に述べることが大切です。今回のテーマでいえば「私の強味は強い集中力です」と始めます。それから、その背景、具体的なエピソード、失敗談と解決策などの要素をまとめていくといいでしょう。

どれくらい集中していられるのか、具体例を挙げる

分かりやすい具体例を挙げるのも効果的です。例えば「文庫本1冊を3時間、休憩なしで読み終えます」といった具合です。「週末には10時間以上スマホゲームに没頭していました」という例もあり得ますが、就活の自己PRとしては「ゲーム」は避けたほうがいいでしょう。

具体的なエピソードがあれば盛り込む

「ガクチカ」によっては、集中力をアピールするエピソードとして盛り込むことも可能です。例えばデータ入力のアルバイトなら、決められた時間内に正確に入力することが求められるため、強い集中力は必須といえます。ミスが少なく、入力件数も他の人よりも多かったといえば、強い集中力を証明する根拠になるでしょう。また、細かい手作業も集中力が必要な仕事です。このような経験があれば、積極的に盛り込みましょう。

「強い集中力」は短所にもなり得る

「強い集中力」は「周りが見えなくなる」という短所にもつながります。複数のタスクを処理する必要があるような仕事の場合、一つの作業にのめり込んで他の作業が進んでいないと困ることもあります。「集中し過ぎること」による問題が分かっているならば、その対策までセットで考え、アピールするものにしましょう。

集中力をアピールする自己PRの例文

以下は、上記のポイントを押さえた「集中力をアピールする自己PR」の例文です。


自己PR例文

私の長所は、集中力が強いことです。

私は1年ほどデータ入力のアルバイトをしており、そこで集中力を発揮しています。具体的には、ユーザーの利用状況や個人データをデータベースに入力するのですが、私は他のアルバイトよりも同じ時間でより多くのデータを処理し、ミスも少ないため評価されています。

私は小さいときから読書が好きで、小学生のころから放課後は図書室・図書館で読書をしていました。放課後から閉館時間までの限られた時間で読まなければならなかったため、集中力が鍛えられたのだと考えています。

ただ、読書に夢中になり過ぎて時間を忘れて没頭してしまい、気が付いたら1日読書でつぶしてしまったり、家で勉強しているときも深夜になって親が様子を見に来るまで気が付かなかったりということがありました。そのため、仕事をする上では集中のオンオフを切り替えることで、ミスをしないようにしました。

貴社の業務では顧客の個人情報の管理、生産ラインでの商品の品質管理など、集中力が必要なシーンが多く、私の集中力が生かせると考えています。


上記の例では、データ入力のアルバイト(ガクチカ)と絡め、高い集中力と作業の正確さ、スピードが優れているということをアピールしています。また、欠点になり得る「周りが見えなくなる状況」についての対処法にも触れています。


性格的な長所を自己PRで取り上げるときは「長所をその企業の業務にどのように生かせるか」というところまで考えるといいでしょう。また、ガクチカで絡められるエピソードがあれば、積極的に盛り込みましょう。具体的な例があると、企業側にも長所を生かすイメージもしやすくなります。

(藤野晶@dcp)

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