「学業以外で力を注いだこと」や課外活動の書き方&アピールの仕方【例文つき】

「学業以外で力を注いだこと」や課外活動の書き方&アピールの仕方【例文つき】

2018/04/19

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ポイントを押さえた例文を参考に作成してみよう!

「学業以外で力を入れたこと」の例文をチェック!

これまでにご紹介した観点を踏まえた例文を参考に、文章を作成してみましょう。

<例文:趣味に取り組んだ事例>

私は学生時代に趣味であるプログラミングに力を入れ、単純作業を自動化するアプリケーションの作成を行いました。取り組んだ理由としては、ゼミの課題を行う上で単純な事務作業が多かったためです。私だけでなく時間を短縮して他のことに時間を使いたいと考えている人が他にもいたことも大きな理由でした。
計画したものは数回のパソコン操作でほぼ自動化でき、1時間かかる作業が半分の30分で済むものでした。それだけでも作業効率が格段に上がり、研究に時間をかけることができるようになります。しかし、より時間をかけずに行いたいと考え、数回のパソコン操作も最初に設定できるようにプログラミングをし直したところ、設定時間の5分だけで済むアプリケーションが完成しました。結果として6名グループの単純作業を6時間から30分に短縮でき、他大学との共同研究を行える大学の代表的存在になることができました。
この経験によって3つのことを学びました。人が気づいていない『負』に気がつくと新たな価値を生み出せること、優先順位をつけて行動することの重要性、そして目的を持って行動すれば、成果を生みだすことができることです。この経験を御社のソリューション解決でも活かして、顧客に新たな価値を与える人材になっていきたいと考えております。

この例文では、先ほど挙げた5つの観点を盛り込んで作成されています。

1.動機:単純作業に無駄な時間がかかりすぎること
2.計画、目標設定:1時間を30分にしてほぼ自動化できる
3.軌道修正:より短縮・自動化する方向にシフトし、成功
4.心がけたこと:研究に時間が割けるようになること
5.成果:大学の代表、6時間から30分の短縮

非常に説得力のある文章ができあがっています。これを短縮してエントリーシートに書くことや、例文のように最後に役立てるポイントや学んだことを加えれば志望動機や自己PRとしても使えます。

「学業以外で力を注いだこと」の書き方まとめ

頭で考えると難しく感じてしまう、「学業以外で力を注いだこと」の書き方。実際は自分がやってきたことを、いかに魅力的に伝えるかということだけです。ご紹介したポイントを押さえながら作成することで、企業側にあなたの魅力が十分に伝わる内容になるはずです。
頻出の質問でもありますし就活の明暗を分けかねない質問です。慣れるまでは大変と感じるかもしれませんが、ぜひしっかり時間を取って準備を進め、就活に役立ててくださいね。

執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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