「学業以外で力を注いだこと」や課外活動の書き方&アピールの仕方【例文つき】

「学業以外で力を注いだこと」や課外活動の書き方&アピールの仕方【例文つき】

2018/04/19

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「学業以外で力を注いだこと」の中で重視されるポイント

「学業以外で力を注いだこと」の中で重視されるポイント

学業以外に力を注いだことで重視されるポイントをまとめると、下記の5点です。

1.動機
2.計画、目標設定
3.軌道修正
4.心がけたこと
5.成果

それぞれ、なぜ重要視されるのかポイントをまとめていきます。

1.動機
まずは、それを実行しようと思ったきっかけを書きましょう。ここでは、物事に対して能動的に動ける人物かを見られます。「自分がやらなければならない状況ではなかったが、積極的に課題解決に取り組んだ」などの積極的な行動があると、プラスに見てもらえる可能性が高まります。また、他の人が気づいていないポイントに着目するなど、あなたならではの着眼点が入っているとさらに高評価をもらえるでしょう。これらが明確にわかるような表現を盛り込み、作成してみてください

2.計画、目標設定
社会人になると、計画・目標設定を行ってから仕事をスタートします。見切り発車でスタートしてしまうと、物事が想定通りに進まない、どこまで目指せばよいかがわからず、行動が停滞してしまうなど、さまざまな問題が起こります。計画や目標を立てていないと何を指標にすればいいのか、途中で目的を見失ってしまうのです。そのまま立て直しがきかず、なんとなくやるだけになってしまうので企業が期待する成果までたどり着けずに終わってしまうのです。このような事態を招かないために、計画や目標を作って迷わず進められるよう努力するのが重要なポイントとなります。

また、目標設定を行っておけば、目標に対してどのくらいの成功を収められたのかがわかります。失敗した場合でも、何が失敗要因なのかを分析するきっかけにもなります。今後よりよくなっていく可能性が高まる行動ですので、重視されるのも納得ですね。学生時代からこの観点を持っていれば、入社した後も成長が期待できます。

3.軌道修正
最初に立てた計画通りに物事が進まないことは多いため、その際にどのように対応したのかを見られます。実際、仕事の中でもこの軌道修正がうまくできるかどうかで成果が大きく変わってくるため、企業としても気になるポイントといえます。

4.心がけたこと
実行や軌道修正のとき、また周囲の協力を得るために心がけたことは何か、も重要なポイントです。どこを重要だと思って心がけてきたのか、あなたの着眼点を見られます。

5.成果
目標に立てた通りの成果が出せたか、目標通りでなかったとしても原因や対応策がその後に検証できているかが重要です。本業ではないものに取り組むとき、適当にやるのか、それとも真剣に次は絶対成功できるように取り組むのかによって、その人のポテンシャルを見ることができます。

このようなポイントで企業側は「学業以外で力を注いだこと」」を聞いています。このポイントを意識して作ると、説得力のある魅力的な文章を作ることができますよ。

うまく作れないと悩む方へ、書き方のポイント3つ

企業が見ているポイントはご説明しましたが、「当てはまるような経験がない」と悩む方も多いのではないでしょうか。実際作ってみようと書き始めると、「アピールできるような経験が何もない」「普通にやってきただけで、特に工夫したポイントがない」などに気がつくかもしれません。そんなときの対処方を3つご紹介します。

1.嘘はつかない
まずは「魅力的に見えるエピソードを作ろう」と思って嘘をつかないことです。さまざまな観点で質問をされますから、頑張ったところでボロが出てしまうのが関の山です。
また、経験していないことをアピールして入社をしたとしても、仕事をする段階で露呈してしまいます。未来の自分を苦しめないためにも、嘘をつかないようにしましょう。

2.他人のアピールだと思って添削する
人の相談に乗ったときには他の人のよいところをたくさん発見できるのに、自分のことになると「全くよいところが見つからない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、その経験を逆手に取った方法で作ってみましょう。友人から「こんな経験しかないけれど、どこをアピールすれば魅力的に感じてもらえるか」と相談されたと仮定して、自分のエピソードを読んでみてください。
内定をもらっていない就活時期は自信をなくしてしまうことが多いため、自分だけで進めるとうまくいかないこともあります。客観的な視点で物事を捉えるとうまく進めることができますよ。「友人のために何とかよいところを見つけてあげよう」と考えて読み込んでみると、たくさんアピールできるポイントを発見できるはずです。もちろん、実際に友人に意見をもらうのもとても効果的です。

3.数字や具体的な行動を伝える
学生が文章を作成するときに足りない観点としては、数字や具体的な行動を説明することです。エントリーシートなどでは、400字ほどの短い文章で簡潔に伝えなければならないため、どうしても抽象的な文章になってしまうことが多いです。
文字数を細かく調整するなどして、できる限り具体的な行動や成果を数字で表しましょう。そうすれば、初めて見た人でも意味が理解できる内容になり、アピールしたいポイントがダイレクトに伝わる文章になります。

次のページ「学業以外で力を入れたこと」の例文をチェック!

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