最後にES(エントリーシート)の志望動機の長さについてご紹介します。
ESの場合は文字数制限にもよりますが、200~300文字程度にまとめるのが理想です。
パッと見たときに読むのが疲れそうと思われてしまうと集中力を持ったまま見てもらえない可能性が高いでしょう。また、200文字程度あれば、文章の要旨は十分伝えられますから、それを作っておいて300文字書いても枠に余裕がありそうなら延ばす方法を取るのがよいでしょう。
書き方としては下記のような形式で組み立てるのがおすすめです。この順番で文章を構成すれば人に伝わりやすく論理的な文章を作ることができます。これはPREP法(Point Reason Example Pointの頭文字をとったもの )という話法、文章構成方法の1つで社会人になってからも役立ちますので、ぜひ覚えておいてください。
書類選考ESや面接などの場面で変わる適切な志望動機の長さに対する疑問にお答えしました。なぜ違いが出るのかは理解いただけましたか?このように選考の場面に応じて臨機応変に対応できるようにするには、こちらの記事を参考に準備を進めるだけ。具体的な手順もご紹介していますから、ぜひすぐにでも実行してみてくださいね。何回かやるうちにトーナメントで勝ち上がった最強の志望動機ができあがるはずです。ぜひ活用して就活を充実させ、内定に近づけるように努力してみてください。
執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。