「OB訪問」は、就活生であればほとんどの方が知っている言葉ですよね。しかし「みんながやっているから」と、ただ流されてOB訪問するだけでは本当に活用できたとはいえません。OB訪問は数ある就活対策の中で一番実用的で学びが得られるものですので、めんどくさがらずにぜひ行ってみましょう。行った後には「やってよかった」と思えるような経験が得られるはずです。
今回は、そんなOB訪問の具体的な流れやマナーについてご紹介していきます。OB訪問をOBに依頼するやり方から、実際にOB訪問にした際に使えるおすすめの質問、OB訪問で守りたい訪問時のマナーなどを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<目次>
■OB訪問の重要性
■OB訪問のアポ取り方法
■OB訪問で質問するべきこと
■OB訪問当日・後日のお礼マナー
■まとめ
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就活経験者に聞いた! OB訪問っていつ何人した? それともしなかった?
就活対策の一環として非常に有名なOB訪問ですが、その重要性になかなか気がついていない就活生も多いです。忙しい中せっかく時間を取ってくれるOB・OGの方に失礼がないよう、また自分に必要な情報をしっかり引き出せるようにしっかり準備しましょう。
就活が始まれば、たくさんの説明会やセミナーに行って質問をする場面もあります。しかしその答えや業界・企業研究だけでは、社会人になって働くイメージが湧かないという就活生も非常に多いでしょう。
しかしOB訪問の場合は、比較的年の近い社会人と長時間話をすることができる絶好の機会です。説明会では聞けない踏み込んだ質問をすることで、自分の仕事へのイメージをリアルにしていきましょう。先輩がどのような志望動機で入社に至ったのか、それについて面接でどう質問されたか、入社してイメージと違ったことはどんなことか、入社当時自分に足りていなかった能力は何だったか、そこからどう伸ばしたのかなど、就活やその後の社会人生活にそのまま役立てられる体験談を聞くこともできます。
こちらはメインにしない方がよいですが、就活のアドバイスをもらうこともできます。「自分のやり方は◯◯ですが、なかなか内定が取れません。どこが原因だと思われますか?」など、現状を共有してアドバイスをもらってみるのもおすすめです。
自分では考えつかないような観点を社会人の先輩を持っています。企業側が求めていることと自分が伝えている内容のどこにズレがあるのかなど、クリティカルな解決策をもらえることもあります。