エントリーシートでよくある質問テーマ例8選と、書き方のコツ3選

エントリーシートでよくある質問テーマ例8選と、書き方のコツ3選

2018/01/21

自己分析

面接

エントリーシートの書き方のコツ3.よくあるフォーマット・質問

エントリーシートはだいたいA4用紙1~2枚程度の量で、1設問200~400文字以内でまとめるような形式指定が多いです。先ほど申し上げた通り、企業ごとにフォーマットが違いますが質問には共通する内容も多いです。ここではよくあるフォーマットや質問について、ご紹介していきます。

・学生時代に力を入れたこと
通称「ガクチカ」と略して就活生に呼ばれる「学生時代に力を入れたこと」。学生時代に頑張ったことの中で、仕事につながる経験を聞くために聞く質問です。「仕事でこう活かせる」というアピールにつながるようなものを選んで、記述することが大切です。

・卒論テーマやゼミについて
卒論テーマやゼミは、学生の本分である学業で力を入れたことです。それを小学生でも理解できるような内容に、噛み砕いて伝えられるかどうかを見ています。初めての人に知らない内容を指定文字数以内で伝えるわけですから、論理思考と相手の理解度に合わせて表現を調整できるコミュニケーション能力、表現力が試されます。

・長所や短所
長所や短所は自分を客観的に理解できているかを見ています。社会人になると、自分の特性を客観的に理解し、どうすればうまく仕事を進められるか、能力が足りない部分の協力者をどう募るかなどの能力が必要となります。長所や短所を学生の時点で理解できていれば、どんな場面でも客観的な姿勢をもって仕事を進めることができると企業側は理解します。

・成功や失敗体験について
仕事、サークル、バイトなど活動内容を問わず、成功する法則はだいたい似通っているケースが多いです。新卒の学生の場合は仕事経験がありませんが、その代わりとなるのが「成功体験と失敗体験をどう乗り越えたか」なのです。

ただ成功失敗の事実を書くのではなく、成功できた要因、失敗した要因、どうすれば成功できたのかなどの分析を盛り込んで記述しましょう。そうすればあなたの思考力や客観的な視点が仕事でも役立てられるというアピールになります。

・あなたのキャッチコピー
自分の特徴を理解した上で、短い文章で表現することを求められる質問です。さらに企業にとって「あなたを採用するメリットがある」と思えるようなキャッチコピーをつけなくてはいけません。その企業で求められている能力や人物の特徴を捉える必要がありますので、事前に「こう聞かれたらどう答えるか」を考えて準備しておきましょう。

・当社で活かせそうなあなたの経験
聞かれる意味合いは上記と同様ですが、こちらはあなたがした経験を基にして伝えることができますので、より具体的な表現が可能です。仕事に必要な能力を使ってなにか物事を成し遂げた経験をピックアップして伝えるようにしましょう。

・最近一番気になったニュース
あなたがどういった観点で物事を見ているのかを知るために質問されます。どうしてそのニュースを取り上げたのか、このニュースについて自分だったらどうするか、どうすればよかったのかなどをニュースに合わせてまとめられるとよいでしょう。

・あなたを採用すると得られるメリット
ビジネスパーソンでもドキッとするような質問ですが、就活生のみなさんもぜひ意識した方がよい内容です。企業に勤めるのであれば、「あなたを採用するとどんなメリット(利益)があるのか」をアピールできるようにしましょう。

企業側は新卒を採用するために、1名につき数百万円投入する企業も多いでしょう。採用してもらうだけでその費用がかかり、入社以降はお給料も払うわけです。数ヶ月は教えてもらうだけで何も生み出しませんので、単に投資をしてもらっている状態といえます。その投資に対して、あなたは何をお返しできるのでしょうか?お給料は払われて当然ではなく、利益を生み出す人間はという但し書きがあることを理解した上で、企業側のメリットを考えてみましょう。

その他に、就活の軸や自己PR、志望動機、5年後のあなたのスケジュール、5~10年後のキャリアプラン、入社後やりたいこと、仕事で実現したいことなどが頻出の質問となります。

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