銀行に就職するための業界研究の方法は? 職種や仕事内容もチェック

銀行に就職するための業界研究の方法は? 職種や仕事内容もチェック

2017/11/13

業界研究

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■銀行に就職するための就活のコツ

銀行に就職するための就活のコツ

これだけの職種があることを見れば分かるように、銀行の業務は多岐にわたります。銀行ごとに何の業務に力を入れているかは異なりますし、その部門が担う役割も少しずつ違います。職種をオープンにするか特定にするかも適当には決められません。

業務内容の詳しい理解、業務内容の詳細、やりがい、働き方にいたるまで「自分のやりたいことに合致しているかどうか」が重要です。「この銀行に入ることができるなら何の職種でもいい!」という理由でオープンにしていると、エントリーシートもうまく書けずに就活が終わってしまいますので注意してくださいね。では、銀行に就職したい場合の就活5つのコツをご紹介します。

銀行に就職するコツ1.業界→企業→業務→仕事内容→やりがいの違いを把握する

金融業界を志望する形の第一関門として、まず金融業界の中でなぜ銀行を選んだのかという質問が出てきます。なぜなら金融業界は行っている業務が非常に多岐にわたり、それぞれの事業の役割や提供する価値を正確に理解している人が少ないからです。

志望する理由を伝えた後に必ずと言っていいほどこの質問をされます。それが「他の金融業界の◯◯(事業名)でもできるのではないか」という質問です。

ここで業界研究を役立てることができます。金融業界の中で銀行が担う役割、銀行でしかできない業務を理由にして答えましょう。「なぜ就職先に銀行を選んだのか」と面接官が納得できる内容を伝えてください。この内容が業界の特徴や役割を捉え違っていると、この時点で落とされる可能性が大ですので、念入りな業界研究が必要です。

銀行に就職するコツ2.教育方針を把握する

銀行によってジョブローテーションでオールマイティな人材を育てるか、あるいはスペシャリスト系を育てるか、教育方針が違うケースがあります。自分が希望するキャリアプランに沿った方を選ぶようにしましょう。

銀行を選んだ志望動機として教育方針を伝えるのも間違いではないですが、それだけでは普通です。一段掘り下げて、志望動機を作成するようにしてください。例えば、「オールマイティに学べるだけではなく、学んだ後でこういうことがやりたいから」と自分の将来を付け加えるとさらに好印象を与えることができるはずです。

銀行に就職するコツ3.同業他社ではなく、その銀行である理由を明確にする

次に「数ある銀行の中でなぜ当行を選んだのか」という質問が投げられます。回答するときに役立つのが、業界研究と企業研究です。銀行というカテゴリの中でも、銀行によって力を入れている分野や得意分野が違います。

その銀行でしかできない業務、その仕事でしか得られない価値などを理由にして、相手を納得させられるエピソードを話しましょう。

銀行に就職するコツ4.その職種を選んだ理由を明確にする

どの銀行を選んだ理由が伝えられたら、次はなぜその職種を選んだのかを質問されます。オープンを選んでも特定を選んでも、それぞれ納得できる理由を伝える必要がありますので注意しましょう。

オープンの場合はその中でも特定の業務に対して言及することなく、全体をカバーできるような内容にすることが必要です。特定の場合はその特定業務について述べればいいので通常通りで構いません。

オープンと特定を併願した場合も併願理由を聞かれますので、それについても相手が納得できる理由を用意しましょう。やりがいや、必要な能力の共通点などを挙げると納得してもらいやすいです。

銀行に就職するコツ5.自分がやりたいことと、どう結びつくか考える

コツの4までしっかり準備できたら、最後に自分のやりたいことと結びつけて伝えましょう。自分のやりたいことを他人に伝えるには、なぜそう思うようになったか、きっかけとなる体験を伝えるのが一番です。

リアリティがあり、仕事につながるエピソードを自己分析して見つけておきましょう。選んだ理由を伝えるだけでなく、最後に自分の意思を加えることで志望度合いが高いことを伝えることができます。OB・OG訪問をしてヒントをもらう、あるいは志望動機を聞いてもらって添削してもらうのもよりよい文章作りにはおすすめです。

銀行に就職するコツについてご紹介しましたが、いかがでしたか? 希望した理由を説明することが非常に難しい傾向のある金融業界。さらに職種が多岐にわたるため、銀行の就職活動は難易度が高くなります。人気職種であるため競争率も高く、中途半端な研究では内定を勝ち取ることが難しいといえます。ぜひ記事を参考にして、早めにエントリーシートや面接の対策をしてみてください。志望銀行の内定が取れるように努力を重ねてくださいね。

執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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