銀行に就職するための業界研究の方法は? 職種や仕事内容もチェック

銀行に就職するための業界研究の方法は? 職種や仕事内容もチェック

2017/11/13

業界研究

関連キーワード:

■銀行で募集される職種とは?

銀行で募集される職種とは?

銀行で募集される職種は大きくわけて総合職オープン(法人営業、アナリスト、アドバイザリー、グローバルビジネス、マーケティングなど)、総合職特定(企業規模、あるいは分野によって分かれる)、専門職(窓口対応、資産運用コンサル、為替業務)、コーポレート部門など銀行によって呼び方は異なりますが、大体このような形に分かれています。


銀行で募集される職種1.総合職オープン(法人営業、アナリスト、アドバイザリー、グローバルビジネス、マーケティングなど)

銀行により募集職種は異なりますが、主に行うこととしては国内外の企業に対しての融資、そして経営課題をクリアするためのコンサルティング業務などを行います。企業のフェーズによって必要になってくる提案が異なるため、多岐にわたる業務を企業と一緒に進めていくことができます。国内のマーケットを大きく左右する大企業との取引であるため、事業のダイナミズムを感じられる仕事です。

ここで、総合職オープンで募集される職種についてご紹介しておきます。

・法人営業
担当企業に対しての融資業務はもちろん、経営を改善するための提案を行います。企業に貸し付けを行う場合、貸し倒れにならないようにその企業の将来性を調査し、融資するかしないかの判断と、融資する額を判断します。

・アナリスト
アナリストは市場や業界を分析し、将来性を精度高く予測、経営を改善するための秘策を考え出します。データから新たなアイデアを生み出し、企業を成長に導く伝道師ともいえます。

・アドバイザリー
アドバイザリーは経営コンサルティング会社のような業務を行います。現状分析から経営課題を見つけ出し、どのように戦略を描くべきか、具体的な提案をします。経営課題に対する提案だけでなく、企業買収や海外展開などの支援も行うスペシャリストです。

・グローバルビジネス
グローバル展開している銀行ではそのネットワークを活かした戦略を実行する部門があります。国内だけでなく、海外でもビジネスを発見して大きく育てること、そしてより拠点を広げるための活動を行います。拠点が広がればより多くの企業に融資してその国や地域を発展させることができます。

・マーケティング
マーケティングはその銀行の顧客となる企業や個人がどのセグメントにいるのかを分析し、適した商品を考え出します。どのような広告手法が効果的なのかを分析し、最適な方法を編み出して銀行の成長を下支えします。

銀行で募集される職種2.総合職特定(企業規模、あるいは分野によって分かれる)

大企業、グローバル、リテール、個人などの企業規模別、あるいは業務内容を分野に分けて特定するのが総合職特定です。総合職特定をなぜ選んだのか、必ず理由を聞かれますので、選んだ理由を答えられるように準備しておきましょう。

銀行で募集される職種3.専門職(窓口対応、資産運用コンサル、為替業務)

窓口で個人のお客さまの預金業務や資産運用のためのコンサルティング、ファイナンシャルプランナー資格を持って対応するなど、部門別に設けている銀行もあります。国外に強い場合は為替業務もあります。

銀行で募集される職種4.コーポレート部門(財務、IT、企画、人事、法務など)

コーポレート部門は銀行自体を支えるための管理部門が主となります。企画は新しい金融商品の開発のためにさまざまな調査や分析を重ねた上で、商品開発を行っています。

次のページ銀行に就職するための就活のコツは?

おすすめ記事

Intern sp bnr d2 03

人気記事ランキング

新着記事

ページトップへ