金融業界の仕事・ビジネスモデルを紹介!就活スケジュールや就職のコツ5選も解説

金融業界の仕事・ビジネスモデルを紹介!就活スケジュールや就職のコツ5選も解説

2017/11/14

業界研究

大学生から人気の高い金融業界。銀行・証券・保険など人々の生活を支える「お金」に関する仕事に携わる人には責任感と正確性や管理能力が問われます。
ここでは金融業界に就職したいあなたに向けて、就活のコツ5つをご紹介します。また就活スケジュールや金融業界ならではの就活の流れを事前に知っておくことで、タイミングを逃さずに就職活動を進めることができますよ。ぜひ参考にして、希望企業の内定を勝ち取ってください。

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■金融業界とは? 就職活動の前に金融業界の仕事を確認

まず、金融業界とはどんな事業を行う業界なのかをご紹介していきます。金融業界の事業内容は主に4つに分類されます。

金融業界の主な就職先1.銀行(メガバンク、都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫など)

銀行は一番私たちの生活に密着している事業で、主にお金を預かること、貸し出すことを行っています。銀行にはたくさんのお金が集まるため、そのお金を企業に貸し、貸し出したときの金利で収益を生み出しています。

銀行が発行しているクレジットカードなどのリボ払いは個人に対する貸し付けといえますね。こちらも金利手数料を取ることで大きな収益を生んでいます。

銀行の中にもメガバンク、都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫など、行う事業範囲が異なる銀行が存在しています。メガバンクとは、取り扱う金額が莫大な銀行を指します。特定の都市や地域にフォーカスした事業を行うのが都市・地方銀行です。

信託銀行は株式・不動産・現金も交えた管理を行います。組合員などから預金を集めて中小零細企業に貸し出しを行っているのが信用金庫です。投資銀行という単語を聞いたことのある方も多いと思いますが、これは証券取引を行っている銀行の場合に使う言葉。外資系銀行に使う場合が多く、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなどの投資銀行は日本に進出している企業として有名です。

これらの企業は主に企業向けのサービス展開をしており、資金調達、IPO(株式公開)支援、M&Aのアドバイス業務など従来の銀行とは事業内容が大きく異なります。銀行業務以外にコンサルティング業務を行う企業など、関連企業も増えてきています。

このように、対象、取り扱うもの、対象エリアなどの違う仕事が銀行というくくりの中にも存在しているのです。個人に対する窓口から、企業向けのサービスなど非常に幅の広い事業を行っており、与える影響力が大きいことが魅力となる仕事です。

金融業界の主な就職先2.証券

株を売買した経験がある方はご存じかもしれませんが、証券会社はその名の通り株式証券を売買して手数料の収益としている企業です。メガバンクが運営する証券会社以外にも、最近ではインターネットを使った証券会社が台頭してきています。

年金は少ない給付額で給与が上がる見込みがそれほどないなど、厳しい現状を見据え、個人的に投資を行う人も増えてきています。そのため、個人の取り込みも非常に重視されている分野です。法人には銀行の部分でもご紹介した資金調達、M&Aなどのコンサルティング業務を行っています。

企業の成長や個人の資産形成など、多岐にわたる業務を経験できます。人々の生活を底支えする重要な仕事ですね。

金融業界の主な就職先3.生命保険

生命保険は人が死亡したときなど、生活費が稼げなくなるような危機に備える保険を提供する会社です。普段の備えとしての貯蓄以外に、なにかがあったときにまとまったお金を手に入れることができます。未来への備え、安心材料として加入するのが生命保険です。

他にも、病気になったときなどの保険も展開しています。人生の大切なときに支えられる、やりがいのある仕事です。

金融業界の主な就職先4.損害保険

火災や地震、自動車事故の場合など、人ではなく物に対しての保険として申し込むのが損害保険です。地震や台風などの災害が多い日本では必要とする人も多いです。家や自動車など価格の高いものが壊れてしまうと負担も大きく、生活の術がなくなることも多いため、このような保険が必要になるのです。

金融業界は2000年以降の法律改正で、銀行が証券機能を持つなどこれまで独立していたそれぞれの分野が融合するようになってきています。学生だと銀行以外は普段の生活であまり関わりがないことも多いため、それぞれの事業の違いを、中学生にもわかりやすく伝えられるレベルまで理解をしておきましょう。明確な志望動機を作り、面接を突破するためにも事業内容の理解、自分のやりたいこととの結びつけを行っておくことが就職活動のためには必要です。

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