不測の事態や必要だと思ったときにすぐ取り出せるよう、準備しておきましょう。
筆記用具は応募書類のコピーに「こんなことをつけ加えた方がよさそうだ」と思ったときに書き込みができること、面接前に予告されていない提出物などがあった場合にも対応できます。
“のり"は応募書類の写真がはがれてしまった場合にもすぐ対応ができます。提出前にはがれてしまうこともあるので、持っておくと安心ですね。たとえ「コンビニに寄る時間がない!」という場合でもすぐに対応できます。
面接後に次の選考についての連絡がすぐある場合もあります。さっと取り出してメモがとれるよう、一冊カバン外側のポケットに入れておきましょう。また、自己紹介や自己PR、想定される質問への回答など、応募書類に入っていない項目をメモしておくと面接前にもかさばらずにチェックができるのでおすすめです。
当日提出の書類に印鑑が必要な場合もあります。持っていないと支障がありますので、持ち物に書かれていなくても常に持っておくようにしましょう。
就活中は普段とは違うマナーが存在しています。どんな状況にも対応できるように念入りに準備をしておくことが大切です。
普段は腕時計をせず、スマートフォンを時計代わりに使っている方も多いですが、就活では電源を切って会場に入りますから、待機している際、自分が呼ばれる時間がわからずに困る場合があります。時計を身につけておくとスマートに時間を確認することができます。面接前に携帯をいじっているという印象を与えないように腕時計は身につけておきましょう。
就活時期の6月は梅雨時期。大きな傘を持ち歩くこともあると思いますが、カバンに入るサイズの折り畳み傘を持っておくと便利です。
カバンだけ持ってさっと移動できますし、忘れ物の心配もありません。傘袋を防水のものにしてカバンの中の書類などが濡れないように注意しましょう。
女性の場合はストッキングが伝線する場合がありますので、予備を2足分ほど入れておきましょう。移動時間でストッキングを買いに走る時間がないこともありますので、準備しておくと安心です。
暑い時期の就活は、汗ふきのためのハンカチは必須です。あまり派手な色や柄は避け、白やブルーなどの爽やかなカラー、あるいは淡い色合いのものを選びましょう。汗っかきの方、何件も面接がある場合などは、1枚予備を入れておくと安心です。汗ふきシートなどを持っておくとさらに快適に過ごせますよ。
飲み物をこぼした場合、風邪を引いている場合など、ティッシュが必要になるケースもありますので準備をしておくのがおすすめです。
面接の際に必須となる持ち物や事前準備のポイントをご紹介しました。想定していなかったものや、ここまで念入りにやったほうがよいのかと面倒に感じることもあるかもしれません。しかし、就活でその企業を受けられるチャンスは1回ずつです。最初は大変ですが、慣れるうちにどんどん効率よく準備ができるようになっていきます。
最初のうちはこちらの記事を参考にして準備を進めてみてください。あなたの就活が成功するように心から祈っています!
執筆:高下真美
新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。