グループディスカッションによく出るテーマと考え方のコツ

グループディスカッションによく出るテーマと考え方のコツ

2017/10/03

グループディスカッション

■グループディスカッションに役立つ考え方のコツ7つ

グループディスカッションに役立つ考え方のコ

グループディスカッションで役立つ考え方のコツをご紹介します。明日グループディスカッションという場合でも、ここで大切なエッセンスは得られるのでぜひ目を通すことをおすすめします。

1.必ず結論を出す

グループディスカッションは与えられたテーマに対して、結論を出すことがゴールとなります。結論が出せない理論は最初から議論をしていなかったことと同じ評価になるたため、確実に結論を出すためには時間配分が必要になります。その結論を出すために必要なアイデアを出すのにどのくらいかかるのか、資料の読み込みにどのくらいかかるのかという時間の目算を立ててから行動することが大切です。

2.相手を否定しない

グループディスカッションでは自分が発言をする積極性や論理思考が見える発表の仕方などさまざまなポイントが見られていますが、非常に重要なポイントとして「相手の話を聞く」というコミュニケーションがあります。コミュニケーションとしては、自分が忙しいときであってもどんな意見をしっかり聞くということで、当たり前のことのように思いますが実際やってみるとなかなかできていない人も多いです。今一度意識するともうワンランク上のグループディスカッションが実践できますよ。

3.役割を担ってくれない人がいた場合の対応

議論が脱線したときや誤った方に運んだ場合もそうですが、もし相手の意見が少し論点がずれているというような場合、ただ自分だけが話し続けてしまうような人だった場合は一旦受け止めて「その意見わかります! そうですよね。あ、ところで最初にお話した大筋の結論に行き着いていないので残りの時間でそれやりましょうか。」というお話をして、冷静に本筋の話に戻ってもらうようにしましょう。それでもあまりに難しい場合は、別のアプローチをお願いするか役割を変えて仕事をお願いすると変わる可能性があります。

4.時間配分の重要性

資料を基にディスカッションするテーマの場合は、資料の読み込みで時間がかかるので、先に時間配分を決めておかないと時間内に結論にたどり着けません。また、課題をどう解決するかのプロセスを描くテーマ、前提条件を決めておいてからでないと時間配分ができません。何が正解かわからない抽象的なテーマなどはアイデア出しに時間がかかるので、時間配分をしてアイデアをどんどん出していくなど、テーマによって臨機応変に時間配分を決めて、働き方を変えて……というのが適宜必要になります。

5.5W1Hでアイデアを実行レベルに

アイデアに行き詰まった場合は5W1Hでアイデアを作っていきましょう。 実行レベルに落とし込むことでより一層具体的な結論を伝えることができます。絵空事ではない内容になれば、確実に一歩踏み込んだグループディスカッションができたと評価いただけるはずです!

6.分類して整理する

実行レベルまで落としこんだアイデアを、分類して整理していきましょう。アイデアをそのままにすると、どの分類はクリアしていてどの分類が足りないのかを判断しにくいです。同じものは同じ分類でまとめることで、アイデアが網羅しているかどうかを、企業側だけでなくグループディスカッションをやっているグループのメンバーも確認ができます。一覧性が上がったことで、クオリティが高くとてもすっきりした発表に仕上がります。

7.発表の順番

結論→理由→理由詳細→成果→まとめ

発表の順番については、上記の左から右に流れていきましょう。最初は結論、その後は理由の順です。その順番であれば誰が聞いてもわかりやすく、伝わりやすい内容になります。最後の発表でせっかくのアイデアが伝わりにくいものにならないように、細心の注意を払って順番を組み立ててください。

■グループディスカッションでよく出るテーマと考え方のコツまとめ

見ているぶんには簡単そうに思えるグループディスカッションも、テーマなどによって重視すべきポイントが変わるため、いつも同じやり方ではうまく行きません。そんな特徴を理解して重視するポイントを先にグループに共有し、全員が同じベクトルに向かって走っていけるように、テーマ毎にタイプ別の特徴を覚えておきましょう。

もし忘れてしまったとしても、何に一番時間がかかりそうか、アイデア出しなどのボリュームはどのくらい持っておくかなど、テーマを見た後に考えてから行動し始めるととてもスムーズにグループディスカッションを進めることができますよ。ぜひグループになった全員と一緒に、次のステージに上がれるように協力して成し遂げてくださいね。

執筆:高下 真美

新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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