グループ面接でよく出る質問と答え方、押さえるべき3つのポイントとは?

グループ面接でよく出る質問と答え方、押さえるべき3つのポイントとは?

2017/10/04

面接

■グループ面接でよく出る質問と答え方

次にグループ面接でよく出る質問とその答え方をご紹介していきましょう。

<自己紹介の質問>

まず出てくるのが自己紹介の質問です。大学や専攻(学部名)、名前を伝えるだけのケースもあればアピールポイントを軽く混ぜて場を盛り上げるという場合もあります。集団の中で印象に残すにはいいアクションになりそうですね。これも先にやられてしまう場合があるので、その場合は別の方法で意見をいうなどのアピールをしましょう。

アピールポイントとしては、ダンス部に入っていて全国優勝したというような具体的でわかりやすい経歴を付け加えるなどあまり長くならない程度にとどめましょう。

<○○に例えたらという質問>

文房具、果物、色などから選んでいきます。選んだ理由とアピールポイントを織り交ぜながら回答することになります。例えば文房具の場合、柔軟性ということで鉛筆を使ってアピールするとします。

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私を文房具に例えると鉛筆です。なぜかというと、どこにでも書けるけど、すぐ消しゴムで消すこともできる柔軟性をもった文房具だからです。私は友人からもよく、無理に押し付ける空気を出すことなく、いつも役に立つ意見をくれると言われることがあります。そして、何かがあってもすぐ切り替えができるという性格の持ち主です。御社に入社できましたら、この柔軟性を活かしてお客様の懐に入ることのできる営業になりたいと考えております。

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このような変化球の質問もたまに投げかけられますので、ぜひ積極的に答えを考えてどんどん発言してみてください。

<質問に対する意見が重なった場合>

他の方と質問に対する意見が重なったけれども意見を求められた場合は、「おおむねAさんと一緒ですが、この部分だけは別意見です。なぜなら私は○○については☓☓だと思うからです。Aさんの○○が☓☓という根拠も理にかなっているので素晴らしいと思います。」とお伝えすれば、臨機応変に対応したところを見ていてくれ、評価してくれるはずです。

相手のこともほめつつ自分の主張もしっかりする、という社会人としてお手本にしたくなるようなコミュニケーションの取り方ですね。このような答えができると、あなたのことが印象に残りやすくなるはずです。

<他社状況に関する質問>

面接選考の初期段階のグループ面接でも聞かれる、他社の選考状況の答え方をご紹介します。 グループ面接の段階でも即答で「御社が第一希望です」と伝えるのが一般的です。他の方とほとんど同じ答えになってしまうので、第一希望と伝えた後に簡単に他の人と重ならない理由を話しておくとよいでしょう。そうすれば、さらに突っ込んで質問をしてくれるかもしれません。少しでも質問を多くする努力をすれば、自分の印象が残る可能性が高くなりますので、ぜひトライしてください。

■グループ面接でよく出る質問まとめ

面接選考の初めのハードルとなるグループ面接のよく出る質問と答え方、そして押さえるべきポイント3つをご紹介しました。周囲に人がたくさんいる中で目立たなければならないという状況や、他の人の意見に一喜一憂してしまうという可能性もあります。1つずつ対策方法をご紹介しましたので、ぜひ実際の面接の場で試してみてください。そうすれば、きっと他の学生とは違う対応ができるようになっているはずです。一歩でも内定に近づけるように、グループ面接のハードルを飛び越えて行きましょう!

執筆:高下 真美

新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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