グループディスカッションで失敗した経験がある人は7.3% つまづいたポイントは?

グループディスカッションで失敗した経験がある人は7.3% つまづいたポイントは?

2017/09/27

グループディスカッション

就活の選考の中でも、グループディスカッションは「どう対策すればいいかわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか。「他人の意見を否定すると落ちる」や「司会をすると受かる」など、さまざまなことが言われていますが、どう振る舞えば評価が上がるのか、よくわからないですよね。そこで今回は、就活経験者の社会人のみなさんに「グループディスカッションでの失敗談」について聞いてみました。

■グループディスカッションで失敗したなと思ったことはありますか? 

・はい  29人 (7.3%)
・いいえ 369人(92.7%)

グループディスカッションに失敗したと思った人は全体の1割未満と低い結果に。グループでの審査となるため、明確な失敗の自覚はあまりないものなのかもしれません。しかし、そんな中でも「失敗した」と感じてしまった人はいたよう。では、どうしてそう思ったのでしょうか。

●あまり発言できなかった

・あまり話に入れなかった(男性/25歳/運輸・倉庫)
・なかなか発言できなかった(男性/28歳/情報・IT)
・グループ内であまり発言ができなかったので(男性/28歳/情報・IT)
・なにも発言できずに終わってしまった(女性/25歳/アパレル・繊維)

あたりまえのことですが、発言をしないと、その学生を評価する材料がないため、まったく評価されません。とにかくなにかは発言するよう努力しましょう。

●うまく意見が言えなかった

・うまくしゃべれなかった(男性/26歳/電機)
・自分の意見がうまく言えなかった(男性/35歳/機械・精密機器)
・うまく意見をまとめられなかった(女性/24歳/学校・教育関連)
・まとめ発表でたどたどしくなった(男性/27歳/食品・飲料)

どんなにいいアイデアや意見を思いついても、それを相手にうまく伝えることができなければ意味がないですよね。こればかりは「伝える」ことの練習や場数を踏むことなどが必要なようです。

●その他

・空気を読めなかった(女性/28歳/情報・IT)
・独りよがりの行動をとってしまった(女性/28歳/その他)
・反対の意見を言うとき、独裁的な態度をとって相手を無理矢理説き伏せようとしてしまった(男性/27歳/電力・ガス・石油)
・自分の主張がうまく受け入れられず、ひとり蚊帳の外のようになってしまった(男性/34歳/金属・鉄鋼・化学)

グループディスカッションの中の大事な要素のひとつに「協調性」がありますが、「空気を読めない」や「独りよがり」な行動は「協調性がない」と捉えられてしまい、評価を下げてしまうことに。

いかがでしたか? 難しく考えてしまいがちですが、グループディスカッションでいちばん大事なことは「チームの議論に貢献できたかどうか」ということ。いい結論を出すために、どれだけグループ内で協力しあえたか、またあなたがそのためにどれだけ貢献したかを見られているのです。その1点さえブレずに積極的に発言をしていけば、もうグループディスカッションは攻略したも同然です!

文●オチアイユキ

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年8月
調査人数:社会人男女398人(男性103人、女性295人)

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