知っておきたい!就活の作文で見られるポイント3つと書き方のコツ4つ

知っておきたい!就活の作文で見られるポイント3つと書き方のコツ4つ

2017/09/26

Webテスト・筆記試験

就活試験の作文対策
就活で待ち構えている数々の試験。その試験の中で厄介なのが作文です。大学生になると作文を書く機会も少なくなり、いざ就活生になったときに書こうとしてもなかなかコツをつかめず、作文に苦手意識を持っている人もいるのかもしれません。しかも長文なだけではなく、筆記で書かないといけない場合もあり、「手書きしなければならないので時間が足りない!」なんて経験がある人も多いでしょう。そんな苦労しがちな就活の作文、どのように対策を行えばいいのでしょうか? 今回は就活生が苦戦しがちな就活の作文対策についてご紹介します。

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■就活で求められる作文とは?

就活の作文は提示されたテーマにそって記述し、そのテーマに対しての自分の意見をまとめて作る必要があります。通常のテストと同じ時期に行われることが多いですが、エントリーシート以外に作文を必須にしているところもあり、企業によってさまざまな使い方がされています。

テーマとしては仕事に関わる能力について、あるいは「仕事」自体についての問いかけ、将来のビジョン、時事問題、学生時代で一番うれしかったことなどをテーマとして与えられ、それを基に自分の意見や思いを書いていきます。

慣れていないと結論とずれが生じることも多いでしょう。特に犯しがちなミスとしては、文章の冒頭から順番に書き始めてしまい、見出しと内容や結論と内容がずれること。また、文章内で言いたいことがずれてしまうことで文章の軸がなくなってしまうことも多く見られます。結論と各章で書く内容について先に決定しておき、イメージしておくと、とてもスムーズに作文を作ることができます。ぜひそのあたりも意識して作成してみてください。

■就活の作文で見られていること

就活の作文で見られていることとしては3つあります。それは下記の3つです。

・仕事に対しての向上心
・仕事というものをどう捉えているか
・社風に合う考えを持っているか

なぜこの3点が見られているのかを、それぞれご紹介していきます。

・仕事に対しての向上心

これは言わずもがなですが、企業はもちろん仕事に対して向上心を持っている人材を採用したがります。向上心があると口で言う人は多くいますが、実情が伴わない場合が多いもの。それを作文で書かせることによって、口だけでなく、現時点で具体的に行っている内容や、どんなことに気をつけているか、その人の仕事に対する見方を把握することができるのです。企業側にとっては入社する前に仕事に対する考え方を知ることができるため、作文を試験にしている企業も多いというわけです。

・仕事というものをどう捉えているか

仕事自体をネガティブに捉える人も候補者の中には存在しますが、書類選考だけではそれに気がつけないこともあります。入社してからそのネガティブパワーを発揮し始めると、他のやる気のある社員に悪い影響を及ぼしてしまう可能性が高いです。そのため、企業側としては事前に就活で作文を書いてもらうことで仕事に対する意欲を判断することができます。書き起こしてもらうことでそのマイナス要因を発見し、入社の基準に合わない社員を採用しないという効率化ができるのです。

仕事自体の楽しみや将来的にどのくらいの時間をかけて働くか、 考えている働き方などを含め、仕事についてどのような考え方を持っているか知ることができます。

・社風に合う考えを持っているか

就活に行くときはすでに企業に対して興味を持っているとみなされるので、候補者当然全員が社風を理解し、その上で入社を希望しているものと思われています。作文テーマではその企業に対しての印象や改善点などを書くというものもありますので、社風を理解し、どのような特徴があるのか、そのメリットやデメリットは何かということを事前に把握しておくことが大切です。

口頭で社風の魅力を伝えることができたとしても、社風について作文で論じるとなると、かなり深い理解をしていなければ難しいです。「この学生は当社のことをとてもよく理解してくれているな」と思ってもらえるような文章になるように、企業HP、採用HPの読み込み、社員に対するヒアリング、面接の質問、OBOG訪問などでの回答を総合し、まとめておきましょう。そして自分なりの考えを持って作文に臨むのがおすすめです。

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