知っておきたい!就活の作文で見られるポイント3つと書き方のコツ4つ

知っておきたい!就活の作文で見られるポイント3つと書き方のコツ4つ

2017/09/26

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■就活作文の書き方

就活で求められる作文の書き方についてご紹介していきます。作文の書き方には3つのポイントがあります。

就活作文の書き方1.就活のためなので、「働く」ことを意識して書く

就活試験で用いられる作文ですから、ゴールは「働く」ことにつながります。どんなテーマであっても最後は「働く」ことにどうつなげていくかを意識して書いていきましょう。

作文のテーマは家族や友人関係などの人間関係がテーマになることもあります。一見「働く」こととそんなに関係しないのではと思ってしまいそうですが、これも「働く」ことにつなげていくことが可能です。「働く」上での人間関係の作り方、コミュニケーションのとり方などに結びつけて書いていくと、作文がきれいにまとまりやすくなります。

テーマについて書き出す前にこのテーマと「働く」を結びつけたらどんなことが書けるだろうかとイメージをしてから書き出すとうまくまとめることができるはずです。

就活作文の書き方2.文章構成を考える

次に必要になってくるのが、文章構成を考えることです。文章を書くとき、書き出しから書いてしまう方が多いですが、その方法はあまりおすすめできません。この方法で書いてしまうと、書いているうちにいろいろと思い浮かんで付け足ししてしまい、当初予定していた結論にいたらないケースも出てきてしまいます。

まずは作文をマラソンに置き換えて考えてみましょう。マラソンでは長い道のりをどのように走るかというと、間違えずに長く走れる理由として道標があることに気がつきませんか? 作文でも同じです。先に道標となる構成を作ってから書きだすと、詰まることなく書き進めることが可能になります。

道標をどう作るかというと、基本的には言いたい内容を箇条書きにし、言いたいことの数に合わせて段落を作っていきます。文字数に合わせた段落数を作って見やすく作成しましょう。短い文章の中に段落が多すぎても見づらくなりますので注意しください。そしてあなたが伝えたいことを段落ごとに、少量の文章を書くなどしてイメージしておきましょう。

就活作文の書き方3.時間配分を考える

文章構成を考え終わったら次に時間配分を行っていきます。まずはどの段落に一番長く時間がかかりそうかを計算しておきましょう。時間がかかりそうと感じたところは、言いたいことがたくさんある段落ということです。

手のかかる段落から順に時間を割り振って、全体を見直ししても時間内に終わるようにしていきましょう。筆が遅いという自覚があるのなら、時間内に文章を書ききる練習をしておけば、スムーズに変わってきます。文章を書くのが苦手という方はぜひ行ってみてください。

そして、自分が考えていることや言いたいことが齟齬なく伝わるように、意識しながら書くようにしましょう。友人にチェックしてもらうのもいい手ですね。

就活作文の書き方4.自分の意見が入っているかを意識する

ここで一番重要なのが、作文に自分の意見が入っているかどうかです。作文は単なる言葉の羅列ではなく、その人の考えが入った文章です。自分はこのテーマと「働く」を結びつけることで何を伝えたいのか? をよく考え、一番伝えたいことを伝えるために必要な要素を2で割り振るようにするのです。

文章が書き上がった後、見返すときにも一番伝えたいことが伝わる文章になっているかを確認するようにすると、結果的にとてもよい内容の作文を仕上げることができます。

いかがでしたか? 就活で非常に難しいとされる作文の作り方についてご紹介しました。普段文章を書いていない人にとっては「何を書けばいいのか」と迷ってしまうことも多い作文ですが、コツをつかめば、簡単に自分が持っている考えを作文で伝えることができます。今回紹介したテクニックを使って、ぜひ就活に合格できる作文を完成させてみてくださいね!

執筆:高下 真美

新卒でインターンシップ紹介、人材派遣・人材紹介のベンチャー企業に入社。ベンチャー企業から大手IT・流通・情報・サービスなど多岐に渡る業種で営業・コーディネーターを担当。その後、大手採用コンサルティング系企業で8年の勤務を経て、夫の転勤を機に退職。現在は人材系コラムの記事執筆など、フリーライターとして活動中。

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