就活生の中には就職活動を始めてみても「就職先がなかなか決まらない!」とき、どうしていいのかわからなくなり「このままどこにも就職できないのでは?」なんて考えてしまうこともあるかもしれません。しかし、就職先が決まらないのには必ず理由があります。そして理由が明確になり、改善すべきポイントがわかれば一気に就活の状況を好転させることもできます。就職先がなかなか決まらないと悩んでいる人も就職活動で改善すべきポイントをまずは明確にし、そこから自分の希望の就職先の内定をゲットしていきしょう。
▼こちらの記事もチェック!
就活で辛かった瞬間50! 就活を終えた学生が振り返る、一番大変だったこととは?
■就職が決まらない理由を考えてみよう
就職が決まらない原因は人によって様々ですが、多くの人が陥ってしまうポイントとしては以下の5つが挙げられます。
1.自信がない
2.行動量が足りない
3.視野が狭い
4.コロコロやり方を変える
5.必要な準備がわかっていない
それぞれについて、詳しくご説明していきましょう。
就職先がなかなか決まらない理由1.自信がない
第一に挙げられる理由としては自信がないことです。就活に落ち続けている人と内定をもらっている人の違いは見た目だけでわかってしまうほど表情が違います。落ち続けてしまうと、どうしても自分に対して自信が持てなくなってしまいがちです。せっかく面接に行っていても「どうせこの企業を受けても落ちてしまうのではないか」と思ってしまい、覇気がない状態になってしまうからです。何度も落ち続けるとそういった気持ちになるのは理解できますが、その状況を続けていくと暗い学生と思われてしまって採用するにいたらないという可能性になることも高いです。本当は受かるはずの企業面接であっても、自信がないという態度だけで落とされてしまうのはもったいないです。最初のうちは演技でもかまわないので、自分を騙すようにして自信を持ったふりをしましょう。
自信がなくても自信があるように見せかけることで、面接官たちが話している内容にも集中してくれるようになります。暗い顔をしていても自分も含めて全員が暗くなるだけなので、明るく振る舞っていきましょう。そうしていくと、徐々に相手が受ける自分の印象も変わりますし、接し方についても変化が現れてくるはずです。
就職先がなかなか決まらない理由2.行動量が足りない
なかなか就職が決まらない人の特徴として、選考を受けている企業数が圧倒的に少ないという理由が挙げられます。面接の緊張やうまくしゃべられるかどうかも含めて、場数を踏んでいけば自然と鍛えられていきます。面接も数をこなし慣れていけば、そこまで身構えることなく普段通りの自分を出すことができるようになります。まずは近場で内定をもらい、就職先がすでに決まっている人のエントリー数などを参考に、自分の就活のベースの数を変えてみてはいかがでしょうか。
就職先がなかなか決まらない理由3.視野が狭い
就職がなかなか決まらない人の1つの特徴として、この企業しか入らないと決めているなど、ひとつの就職先に強いこだわりを持っている場合があります。絞り込んでしまえばしまうほど難易度が高くなってしまうもの。絞り込んだことによって受ける企業数も少なくなってしまったため、先が見えない就職活動となります。一般的には成功率はかなり低くなるので、自らいばらの道を進んでしまっている状態といえます。自分自身が「この企業しかダメ」と思い込んでいるだけという可能性もあるので、一度頭をリセットしてみることをおすすめします。
就職先がなかなか決まらない理由4.コロコロやり方を変える
同じやり方に固執しすぎるというのも問題ではありますが、改善を頑張りすぎて逆効果になっている場合もあります。例えば頭もよく回転が速いから、すぐ内定がもらえるだろう。そう思っていた人が、なかなか就職先が決まらない……という状況を見たことはありませんか? 就職先が決まらず、多くの面接を経験しすぎたことが逆効果になってしまうこともあります。このような状況でどういうことが起こっているかというと、さまざまな人の意見を取り入れすぎて自分の軸がなくなっている、もしくは面接などの当日にいろいろ変更し過ぎて収拾がつかなくなるというケースです。まずは人から学ぶのをストップし、自分の軸に立ち戻って計画を組み直すことをおすすめします。
就職先がなかなか決まらない理由5.必要な準備がわかっていない
業界・企業研究、自己分析、面接の想定質問など絶対に必要と言われる内容について準備する人がほとんどですが、実はどこまでやれば問題ないのかわからないものが多いです。そのため、実践したものの、意外と面接で聞かれるような深いレベルに到達していないことがあります。一度やっていれば OKと勘違いし、再度やることをせずに進んで行くと就活が始まったときの知識量のまま面接を受けることになります。そうすると、他の候補者に比べて圧倒的に情報量が足りないという問題が生じます。そんなさまざまな状況を打破するための方法は以下の通りです。