総合商社とは? 仕組みと特徴を知ろう

総合商社とは? 仕組みと特徴を知ろう

2017/09/11

就活の基礎知識

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総合商社とは

『三菱商事』『伊藤忠商事』『丸紅』といった会社はご存じの方も多いでしょう。これらは「総合商社」と呼ばれる大企業です。しかし、総合商社がどんなビジネスをしているかは知らないという人もいらっしゃるかもしれません。今回は、これから就活を控える大学生のみなさんに向けて総合商社とは何かについてご紹介します。

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■「総合商社」とはどんな企業?

まず商社とは、外国との貿易、国内での物資の販売を業務の中心とする、商業を営む会社のことです。商社は、扱う商品・サービスの種類によって「総合商社」と「専門商社」に分けられます。

「総合商社」で扱う商品は幅広く、「インスタントラーメンからミサイルまで」「ラーメンから航空機まで」などといわれます。これは身近な食料品から、個人で買うことはほとんどないような航空機や兵器までの幅広い商品を扱うという例えです。

また、扱うものが多いため、企業の規模が大きいというのも特徴です。総合商社という業務形態は日本独自のものなのですが、さらにその中でも一般的に「総合商社」と呼ばれている企業は7社しかありません。その7社とは『三菱商事』『伊藤忠商事』『丸紅』『三井物産』『住友商事』『豊田通商』『双日』です。

一方の「専門商社」は、穀物、資源、機械、繊維など、特定の分野に特化した商品・サービスを扱っています。日本では総合商社と呼ばれる7社の影響力が大きいのですが、実は国際的に見ると専門商社の形態が一般的です。

専門商社は総合商社、あるいは大手メーカーの子会社や関連会社であることが多く、輸出入、物流、金融が業務の中心となっています。

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