広告代理店という業種がありますが、実際にどのような仕事をしているのかはわからないという人もいらっしゃるでしょう。今回は、広告代理店の主な業務内容や使われている用語について、ピックアップしてご紹介します。
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広告代理店の主な仕事は、広告主となる企業と、広告を掲載するメディアをつなぐことです。広告を掲載するメディアとは、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネットメディアなどです。これらのメディアが持つ広告枠を企業に売る、というのが広告代理店の本来の仕事でした。
ただし広告枠の販売だけではなく、広告の制作・企画から広告展開の指示までを行うことが多いのです。広告の制作とは、具体的にはテレビコマーシャルや新聞雑誌に掲載する広告のほか、新聞の折り込みチラシ、電車の中づり広告、インターネット広告のバナーや広告サイトなど、あらゆる「広告」が含まれています。
広告業界では多くの専門用語が使われています。広告代理店への就職を目指している人は知っておくと役に立つかもしれません。ここでは主な用語とその意味をご紹介します。
●アートディレクター
広告制作時において、デザイン面での責任者のことです。ADと略すことがあります。しかし、広告そのものを「AD」(advertisementの略)といったり、アシスタントディレクター(制作助手)としての「AD」も使われています。
アイドマ(AIDMA)とは、注目(attention)、関心(interest)、欲望(desire)、記憶(memory)、行動(action)の頭文字を取った言葉です。見込み客が商品を購入するまでの心情の変化の過程を意味しています。
●アフィリエイト
インターネットを使った広告手法です。ブログなどのネット媒体に広告を掲載し、商品の販売や登録などの成果に対して報酬が支払われます。
●屋外広告
屋外に掲示される広告のことです。駅付近などで見られる看板広告やネオンサイン、デパートなどのアドバルーンといった種類があります。