ポートフォリオとは?就活でもよく聞く 用語の意味と業界ごとの使い方の違いを知ろう

ポートフォリオとは?就活でもよく聞く 用語の意味と業界ごとの使い方の違いを知ろう

2020/01/11

就活の基礎知識

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就活で「ポートフォリオ(portfolio)」という言葉を聞くことがあるでしょう。クリエイティブ業界では、自分の実績や力量をアピールするための作品集という意味です。 「ポートフォリオ」はほかに、金融・投資業界用語、教育業界用語としても使われています。ここでは、「ポートフォリオ」の意味と語源を押さえたうえで、3つの業界における使われ方の違いについて解説します。

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「ポートフォリオ」とは、書類をまとめて持ち運ぶケースの意味

「ポートフォリオ(portfolio)」とは、直訳すると「折りかばん」「書類入れ」「紙ばさみ式の画集」という意味です。つまり、書類などを一つにまとめて持ち運べるものということです。

英語の「portfolio」は、イタリア語の「portafoglio(ポルタフォリオ)」が語源です。Portafoglioは、「札入れの財布」のことです。portaは「運ぶ」、「foglio」は紙幣という意味です。

3つの業界における「ポートフォリオ」の使われ方

クリエイティブ用語としてのポートフォリオ

デザイナーやクリエイターを目指して就活している人が、企業から「ポートフォリオを提出してください」といわれたら、ポートフォリオは自分の実績や力量をアピールするための資料、いわゆる「作品集」のことを指します。

クリエイター職として選考される場合、ポートフォリオが果たす役割は非常に大きいです。単に作品集をつくるだけでなく、作品の目的や意図、制作のプロセス、仕事の姿勢なども補足説明できるように整理しておきましょう。

金融・投資用語としてのポートフォリオ

金融・投資用語としてのポートフォリオは、現金、預金、株式、債券、不動産など、投資家が保有している金融商品の一覧や、その組み合わせの内容を指します。

投資の世界ではリスクを軽減するために、いくつかの金融商品を選択し、分散して投資することが基本とされています。どの金融商品にどのくらい投資しているのか、どういう組み合わせをしているのかがひと目でわかるポートフォリオは非常に重要です。

この金融・投資におけるポートフォリオに倣って、作品集の作成もバラエティ豊かなものにするといいかもしれません。

教育用語としてのポートフォリオ

教育用語としてのポートフォリオは、生徒たちのレポートや試験用紙、活動の様子を残した動画や写真などをファイルに入れて保存する評価方法のことを指し、パーソナルポートフォリオと呼ばれています。

従来の学力テストだけでは測れない、個人の能力の総合的な学習評価方法といわれ、学校教育だけでなく自己啓発などにも採用されています。

まとめ

「ポートフォリオ」は、クリエイティブ、金融・投資、教育の3つの業界で、違った意味の使われ方をしています。
就活においては、おもにデザイナーやクリエイター職を目指す人にとって重要な言葉になります。金融志望、教育志望の人、またそれ以外の業界を志望している人にとっても、覚えておいて損はないでしょう。

学生の窓口編集部

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