警察官になるための志望動機の書き方【例文つき】

警察官になるための志望動機の書き方【例文つき】

2017/08/09

志望動機

警察官になるための志望動機の書き方

警察官という仕事は正義感、国民を守る意義ある仕事として知られていますよね。特にその中でも国家公務員として働く警察官にスポットが当たることが多くなっています。今回は、国家公務員警察官になりたい場合に参考にしたい志望動機を例文つきでご紹介しましょう。国家公務員警察官の仕事の魅力や試験概要と共に見ていきますので、ぜひ参考にして自分の活動に活かしてみてください。


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■志望動機を書く前に……警察官の種類について

警察官の種類は、まず国家公務員と地方公務員に分けられ、所属している先も違います。さらに地方公務員の中でも、学歴によって下記3種類に分かれているのはご存じでしょうか。

<国家公務員>警察庁入庁
・国家公務員試験:試験は総合と一般に分かれ、難易度は非常に高い
<地方公務員>都(警視庁)道府県警察に所属
・警察官1類:大卒者対象で試験は大卒レベル
・警察官2類:短大卒者対象で試験は短大卒レベル
・警察官3類:高卒者対象で試験は高卒レベル

まず1種類目の警察官は国家公務員として警察官になる方です。警察官が出てくるテレビドラマなどで「キャリア」と呼ばれている方たちです。この方々は地方警察と呼ばれる都(警視庁)道府県警察に所属するのではなく、警察庁に入庁します。入庁するといきなり警部補(係長)となるところからスタートします。

2~4種類目の地方公務員の警察官はそれぞれ、学歴に応じて受けられる試験の種類が違います。試験に合格した後は全員が警察学校に入り、警察官としての基礎を学んでいきます。

■意外と知られていない国家公務員の警察官としての仕事

国家公務員には総合職と一般職があります。警察庁での仕事も総合職と一般職に分かれています。

◯総合職

警察庁の中で総合職は理系の知識を使ってあらゆる政策立案を担当します。総合職の場合は警察庁だけの勤務ではなく、都(警視庁)道府県警察で政策を実行・指揮する立場に立つこともあります。

入庁してからは警察大学校の研修、警察署で地域課や刑事課などでの勤務、大規模府県警察での勤務などを一定期間ローテーションしながら警察官としての勤務を行います。その現場での経験を活かしながら、警察庁に戻ると自分の経験を活かした部に配属され、警察組織の基盤を整えるための政策や予算編成などの立案・実行を行うのが仕事です。その他、海外留学をすることもあります。自国で起こる犯罪を未然に防ぐために吸収できることを存分に吸収し、国内での仕事に役立てます。

その後は警察庁に残って課長補佐として政策立案を行うか、都(警視庁)道府県警察で政策を実施する側にまわります。警察庁あるいは都(警視庁)道府県警察の両方で国民の安全を守る活動を行います。

具体的な仕事内容としては、大学時代などに学んだそれぞれの専門分野を発揮して政策を立案・実施することです。実際の現場となる都(警視庁)道府県警察での勤務と警察庁での勤務を通じて政策の立案・実施の力を鍛えていくのです。

◯一般職

一般職は生活安全課、刑事課、交通課、警備課などに配属され、学んできた技術を活かして各地方機関の捜査を支援する仕事を行います。例えば警察内の情報通信・管理のシステム構築、電子機器の解析、インターネット犯罪の情報収集・分析・把握などを行って都(警視庁)道府県警察に情報を伝えるなどがあります。

一般市民はキャリアである国家公務員の警察官に触れる機会がありませんので、どんな仕事をしているのか知らないことも多いですよね。具体的な仕事を理解して、自分の強みと結びつけておきましょう。

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