ホテル、旅行、エステなどなど、サービス業界は多岐に渡ります。志望動機を書く際に、どのように書けばいいか悩んでしまうという人も多いでしょう。そこで今回は、サービス業界を志望する場合の、志望動機の書き方を解説します。サービス業界を志望するにあたっては、「サービスとはなにか?」という本質を掘り下げたうえで志望動機を作成することが大切です。
▼こちらもチェック!
サービス業界に内定した先輩の志望動機を見る!
サービス業界の裾野は広く、事業内容は多岐にわたります。そこで、自分が目指す事業内容を、まず明確にしましょう。
『サービス業界に属する事業内容』
不動産、ホテル・旅行、フィットネスクラブ・エステ・美容、人材、教育、コンサルティング、自治体……など
メーカー業界であるならば、「作る」という共通項を簡単に見出すことができます。では、不動産やフィットネスクラブ、教育などを含むサービス業界の共通項はなんでしょうか?
そこで、サービスの意味を確認してみましょう。サービスとは、他者(人や企業)に、何か『役立つもの、希望を満たすもの、不足を補うものを提供する』ことです。その何かとは、「アドバイスなどの有益な情報、居心地の良い空間や時間、安全・安心、スキル」などです。
これらの提供にあたって大切なのは、お客様の心を満たそうとする奉仕・貢献の心が伴っていることと、極力、一人ひとりのお客様に応じたものを提供しようと努力することです。この点が、同じ規格のものを大量に生産して、お客様に便利さや満足を提供するメーカーとの違いです。
一人ひとりのお客様の要望を満たすことが目標の事業ですので、サービス業界を志望するにあたっては、以下のことが必要になります。
・お客様の要望を傾聴する姿勢や当事者意識
・お客様を満足させられる豊富な情報量や高度なスキル
・情報を蓄えよう、スキルを磨こうと継続的に努力する姿勢
・お客様を尊重し、奉仕するという心
・お客様の信頼を勝ち取るための遵法姿勢
このようなことから、サービス業では、「人間力」が非常に重要な要素であることがわかります。