自己PRで「フットワークが軽い」を上手にアピールする方法【言い換え表現と例文紹介】

自己PRで「フットワークが軽い」を上手にアピールする方法【言い換え表現と例文紹介】

2021/07/14

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自己PRで、「フットワークの軽さ」を自身の強みとしてアピールしたい。「フットワークの軽さ」はプラスイメージがありますが、上手に伝えないとマイナスイメージにも。ここでは、「フットワークの軽さ」をアピールする際のポイント、方法、注意点を解説し、言い換えや例文も紹介します。

フットワークが軽いとは?

フットワークとは「足さばき」のことで、たとえば、ラグビーで華麗にステップを切って相手をかわし置き去りにする選手を、フットワークの軽い選手と表現します。この軽快な姿を連想の元にして、就活では、「仕事の立ち上がりが早い」「指示された複数の仕事を素早く片付けられる」「状況の変化に素早く対応できる」など、スピード感をアピールしたいときに使われます。

フットワークの軽さをアピールする場合の注意点

多くの仕事は、上司や顧客への「対応」で構成されます。たとえば、

・「会議で使うから、この資料のコピーを10部用意してセットしておいて」という単純なもの
・「医薬品業界の上場企業の今年度の業績予測を2週間後に提出して」という高度なもの
・「今年度の業績予測を頼んだけれど、各社の主要商品の市場占有率も、昨年の実績をもとに追加しておいて」と指示の追加や変更(=変化)が伴うもの

などがあります。

これらの指示に、素早く、もしくは、まごつかず対応できることは長所として評価されそうですが、実は違います。

たとえば、「資料の置き方が雑、期限前に作成できているのだけど分析が甘い、各社のシェアの数字がずれている」場合、「仕事は早いんだが、内容がな~」とマイナス評価となってしまいます。

つまり、フットワークの軽さをアピールするためには、成果・結果に丁寧さや高い質が伴っていなくてはならないのです。スピード感だけのアピールで終わらないように注意しましょう。

フットワークの軽さをアピールする場合のポイント

フットワークの軽さをアピールする場合のポイントを3つ以下に整理します。

1.成果・結果に、第三者の好意的な評価が伴っていることを必ずアピールする。
2.丁寧に、誠実に取り組み、質の高い結果・成果をあげるための行動が伴っていることをアピールする。
3.フットワーク軽く取り組むことが、他者(上司や顧客)やチーム全体の利益に結び付くという考えを持っていることをアピールする。

特に3は見落とされがちです。「利他」意識があることを必ず付け加えましょう。同じテーマで作成された自己PRの多くは、この観点が欠けていますので差別化にもつながります。

フットワークの軽さをテーマとする自己PR例と解説

以下に自己PR例を紹介した上で、解説を加えます。

 長所はフットワークの軽さです。最近では、インターンシップのグループワーク(GW)で、この長所を活かしました。3日間のプログラムだったのですが、初日の帰宅後すぐに資料集めを始め、夜中のうちにメンバーにメールしました。こうすれば、2日目開始前の移動時間に資料を共有でき、より質の高いGWになると考えたからです。(※1)
 最優秀賞を狙う意欲をもったメンバー達とのGWは充実していました。このチームに貢献したいとの思いを強くし、プレゼンで投影するグラフや想定問答の作成に積極的に取り組みました。(※2)加えて、データの入力ミスがないかの見直し、見栄えのよい色や文字ポイントの大きさなどを観る側の立場に立って何度も修正しました。(※3)
 残念ながら最優秀賞は逃しましたが、社員から「チームの一体感が一番あった」と褒めていただけました。メンバーから、「二日目の開始前に資料が共有できたのは大きかった。おかげで時間に余裕をもてた」と感謝されたのも嬉しかったです。(※4)
 今後も、期限までにもっとも時間的余裕のある最初の段階からスピード感をもって取り組むことを心がけ、質を追求したいと考えています。(※5)

ポイント解説

(※1)フットワークの軽さを紹介するエピソードだけでなく、GWの質を高めたいという目的を加えている点がポイント。

(※2)複数の作業を紹介することを通して、仕事が早いことを暗示的にアピール。加えて、チーム貢献意識(利他意識)を持っていることもアピール。

(※3)質の高い成果物を作るための意識と行動が身についていることをアピール。

(※4)他者の言葉を通してアピールを強化。これは自己PRのお約束。他のテーマでも心がけましょう。

(※5)速さが目的ではなく、質の追及が目的であることを強調して締め括っている点がポイント。この部分を、「チームの作業がスムーズに進むことに貢献したい」と、目的をチーム貢献として締め括ってもよい。

おまけ「フットワークが軽い」の言い換え表現

以下のような表現でも、同様のアピールができます。自分にぴったりなものを選びましょう。ただし、作業結果に質が伴っていること、チームや関係する人に役立つことや、期限に余裕をもって取り組み、質を追求することが目的と念押しすることを忘れないようにしましょう。

「隙間時間使いが上手なことが私の長所です」

授業の間の休み時間、電車乗り換えの待ち時間など隙間時間を無駄なく使う、使わないで結果を出すまでのスピード感は違ってくるものです。たとえば、サークルで担っている事務作業に絡めてアピールしてみましょう。資格・勉強系の個人活動でこの長所をアピールする人も多いです。

「複数の作業を並行して進められることが私の長所です」

人一倍作業を担えることでチームに貢献。並行して進められるから仕事が早いというアピールだけでなく、計画と実績管理表を作成していることも紹介し、堅実に進められていることもアピールしましょう

「まずやってみようが私の長所です」

たとえばサークルで先輩から未経験の仕事を振られた時、引き受けるかどうか躊躇するタイプではないことをアピール。結果として、先輩や同期からいろいろと頼りにされるエピソードを展開できる。引き受けた後に、不明な点や難しいことが生じたときは、すぐに相談して時間を無駄にしない、作業を滞らせない姿勢も加えましょう

監修・文/岡 茂信 (おか・しげのぶ)
現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に『就職活動がまるごと分かる本』『エントリーシート完全突破塾』『自己分析 適職へ導く書き込み式ワークシート』『仕事のホントを知る!見る!考える!インターンシップ』がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」( http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。

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