自己分析と企業研究、より時間をかけたのはどっち? 社会人の先輩に聞いてみた

自己分析と企業研究、より時間をかけたのはどっち? 社会人の先輩に聞いてみた

2017/04/24

自己分析

就職活動をする上で欠かせない自己分析と企業研究。自分にどんな適正があるのかを知ることも大事ですし、会社についての下調べも必要なもの。まるで、受験生のときに英語に時間を費やすか、それとも、国語に時間を費やすかという問題と同じように、どちらに力をいれようか悩んでしまいそうです。
では、既に社会人となった先輩たちは、いったいどちらに時間を割いたのでしょうか? 今回、アンケートを実施して調べてみました。

自己分析 企業研究 時間をかけるべきはどっち


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■就活では自己分析と企業研究のどちらに時間をかけましたか?

自己分析 90人(59.7%)
企業研究 61人(40.5%)

比較的自己分析に時間をかけた人が多いようですね。自分自身のことをしっかり理解できていないと、何も始まらないということかもしれません。さっそくそれぞれの意見を見ていきましょう。

■自己分析

●自分を知るべきだから

・自分のことを客観的に理解するため(女性/42歳/その他)
・自分の強みや弱みを把握する必要があるから(男性/34歳/建設・土木)
・自分を知らないと何も始まらないなら(男性/27歳/運輸・倉庫)
・自分の弱みを把握したかったから(女性/27歳/アパレル・繊維)

●自己アピールは大事だから

・自分のことを客観的に理解しておかないと面接のときに何もアピールできないなと思ったから(男性/25歳/医薬品・化粧品)
・自己PRはどの面接でもあったので(男性/28歳/情報・IT)
・自己分析をしないと強みがわからないから(男性/31歳/医薬品・化粧品)
・アピールが重要だから(女性/28歳/情報・IT)

●その他

・就活では一社に絞っていたので、自己分析に集中したから(男性/50歳以上/その他)

■企業研究

●会社に合せたアプローチをするため

・どんな会社か事前に調べてアピールした(女性/23歳/情報・IT)
・そこに合わせた答えを用意した(女性/28歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・その企業ごとに考えなければならないから(男性/25歳/団体・公益法人・官公庁)
・自分のことはよくわかっていたので、そんな自分のスキルを活かせる業務をやっている企業を探した(男性/39歳/学校・教育関連)

●面接を円滑に進めるため

・面接で聞かれるから(男性/24歳/小売店)
・面接時の話の進み方が違うから(男性/50歳以上/その他)
・会社を知らないと話せない(女性/27歳/金融・証券)
・面接官とスムーズに話せるように(男性/33歳/ホテル・旅行・アミューズメント)

●その他

・自己分析よりやりやすかったから(男性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・自己分析はすぐに終わったから(男性/34歳/運輸・倉庫)
・入社後の働き方を探るのは重要だと思うから(男性/27歳/運輸・倉庫)

言うまでもなく、その企業についての知識がなければ、面接の場で苦労します。「弊社を志望した理由は?」「弊社の改善すべきポイントを教えてください」といった面接官からの問いかけに対応できるよう、しっかりと自分なりの考えをまとめておきたいですよね。

自己分析と企業研究は、車の両輪のようなもの。どちらか片方の比重を大きくしても、うまく走れません。両方をバランスよく追及することにより、面接の場で淀みなく言葉が出て、就職活動が加速していくことでしょう。

文●ロックスター小島

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年4月
調査人数:社会人男女151人(男性67人、女性84人)

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