大卒と、院卒の初任給ってどれくらい違うの?

大卒と、院卒の初任給ってどれくらい違うの?

2015/02/27

就活の悩み・疑問

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大卒と院卒で、初任給にどれくらい差があるのでしょうか。また、就職後の昇給率にも差が出るのでしょうか。今回はちょっと気になるそんな疑問について調べてみました。

学歴別にみた平均初任給

平成25年度の初任給平均を学歴別にみると、大学卒は198,000円、大学院修士課程卒は228,100円であり、男女別に比べると、大学卒では男性200,200円、女性195,100円なのに対して、大学院卒では男性227,700円、女性230,000円と女性が高くなっています。対前年増減率は、大学卒男子は-0.8%、女子は-0.7%と減少しているのに対して、大学院卒は男子+0.9%、女子+0.7%と増加している。

産業別にみた平均初任給

産業別にみてみると、大学卒では、男女とも情報通信業(男性212,200円、女性210,900円)が最も高く、次いで学術研究、専門・技術サービス業(男性208,000円、女性205,200円)が続きます。反対に低い産業としては、男性では医療、福祉(189,600円)、運輸業、郵便業(190,800円)となり、女性では運輸業、郵便業(183,600円)、宿泊業、飲食サービス業(188,400円)金融業、保険業(188,400円)になっています。大学院卒では、男性は教育、学習支援業(255,800円)、女性は卸売業、小売業(260,900円)が最高となっている。

これはあくまでも平均で、大卒と院卒の初任給が同額という会社も少なくありません。ただし、もし院卒が同じ企業に同期入社した場合、事務職にくらべ、技術系、研究系の部署に配属された方が初任給が高い場合もあります。これは、技術開発が、企業の屋台骨を支えている企業に多くみられる傾向。給与に関しては学歴が有利に働く職種と、そうでもない職種があるようです。

出典:厚生労働省 平成23年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

文●imago

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