「ES(エントリーシート)」、「IS(インターンシップ)」、「GD(グループディスカッション)」など、就活の準備をしていると知らない言葉を見聞きするのではないでしょうか。これらの言葉は基本中の基本ですが、さて、「NNT」とはどんな意味でしょう?
「NNT」とは、「無い内定(Nai NaiTei)」を略した就活用語で、内定または内々定をまだ一つももらえていない状況を指します。皆さんはご存知でしたか?
マイナビ学生の窓口が行った調査(※)では、「NNT」という言葉を知っていると答えた人は全体の42%でした。また、知っていると回答した人の中で「NNT」という言葉を使ったことがあると答えた人は26.5%でした。
「略して言われると、ムカッとする」「就活生には不快でしかない」「(NNTの状況は)恥ずかしい」などのコメントから、就活で共に奮闘する友達同士の会話では気をつけたい言葉だと言えそうです。少し苦笑しながら自虐的に使うのはアリかもしれませんが。
「ANT」とは、「無い内定(Nai NaiTei)」の対義語で、「有る内定(Aru NaiTei)」を略した就活用語です。内定または内々定を一つ以上もらっている状況を指します。
「NNT」も「ANT」もSNSなどから発生してきた言葉のようです。就活中はみんな普段以上にナイーブになるもの。自分にその気はなくても、いつの間にか他人を傷つけている場合があるので、言葉遣いは時と場合をよく考えるようにしてください。みんな最初は「NNT」です。「ANT」をめざして、就活頑張ってください。
マイナビ学生の窓口編集部
※マイナビ学生の窓口調べ 調査時期:2017年1月 調査対象:内定を得た大学生男女159人