就活で大切な証明写真! プロカメラマンに聞く、好印象を残すコツまとめ

就活で大切な証明写真! プロカメラマンに聞く、好印象を残すコツまとめ

2017/03/13

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次は、プロカメラマンの吉田武さんにお話を伺いました。吉田さんは、長渕剛さんなど多くのアーティスト・モデルを撮影してきた経験を持っていらっしゃいます。好印象を与える証明写真を撮影するには、次のようなポイントに注意すべきだそうです。

<プロがおすすめする証明写真の撮り方>

1.光を十分顔に回して(集めて)撮影すること
2.体をカメラに正対させること 肩の左右の高さや頭の左右の傾き、顔の左右の振りをまっ直ぐにする
3.頭を少し下げる
4.カメラのレンズをまっ直ぐに見ること

吉田さんによると「プロと素人の写真の大きな違いは光を十分に回して撮れているか」とのことで、光量が足りない場合は、求めているような明るい写真にはなりません。証明写真機で撮影する場合には、中が白くレフ板の代わりになるようになっています。これは光を十分に回して撮影するためのものなので、例えばカバンなどはいすの下に置くなどして光を遮らないように気を付けます。光量が足りないと思ったら白いハンカチなどを太もものところに置くなどして、さらに光が回るようにするといいでしょう。

意外とできていないのがカメラに正対することです。カメラに正対しないと肩の高さが左右でずれるなどして、微妙にゆがんだような写りになってしまうことがあります。証明写真機で撮影する際にも、きちんとカメラに正対できているかを確認するのがいいそうです。

姿勢もまた大事です。背筋をしっかり伸ばすと首元をシャープに見せることができます。吉田さんによれば「証明写真機で撮影する際にいすの高さを調整しない人がいますが、これはいけません。カメラの高さに合わせるために猫背になると、前かがみになるせいで二重アゴに写ったりします。しっかり背筋を伸ばせるようにいすの調整は必ず行いましょう」とのことです。

また「少し頭を下げ、アゴを引き気味にします。背筋を伸ばし胸の真ん中を少し上に引っ張る感じです。両肩を後ろにやって胸を張るのではなく、胸の真ん中あたりを少し上に持ち上げる感じにする」といい姿勢になるそうです。

吉田さんによれば「レンズの中心よりやや上半分を見る感じ」がおすすめだそうです。「黒目をハッキリ見せた方が印象がいいので、カメラ位置は顔の正面か目の高さ。それでも黒目が少なくなる人はカメラ位置を少し下げます。ただしカメラ位置の上げ過ぎ・下げ過ぎは禁物」とのこと。

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