女性の証明写真の髪型のコツについては、髪の長さによって注意すべき点が異なります。それぞれまとめてみました。
髪が長い場合、特にロングヘアの場合は髪の毛で耳が隠れないように髪の毛を後ろでまとめます。こうすることで顔全体だけでなく、肩や首回りもすっきりと見えるようにもなり、明るい爽やかな証明写真になります。また、前髪は眉が見えるようにサイドに流します。前髪はピンで留めたり、前髪をきれいに流せるよう、事前にカットしておくのもいいですね。
ミディアムヘアの場合も、ロングヘアと同じく髪を後ろでまとめます。ロング、ミディアムの両方とも、結ぶ位置は少し低めにし、後ろ髪が正面から見えないようにするといいでしょう。ワックスなどスタイリング剤を使い、髪の毛のハネなどがないようにも注意です。
ボブやショートなど、髪が短めの場合は、男性と同じく「しっかりと整えること」がポイントになります。ボブはしっかりと髪を整えないと、髪の毛のハネや膨らみ、またボリューム不足などマイナスとなるポイントが発生しがち。丁寧にブローをし、スタイリング剤を使って整えましょう。あとはロング、ミディアムヘアと同様に、耳が見えるようにサイドは耳に掛け、前髪も眉が見えるようにサイドに流します。ショートヘアの場合は、短い分よりハネや寝グセが出てしまいますから、いっそう注意すべきです。
・ロング、ミディアムの場合は後ろでまとめる
・まとめる際は結ぶ位置を低めにし、髪の束が正面から見えないようにする
・髪の長さに関係なく、耳に髪を掛けて耳が出るようにする
・前髪はサイドに流し、眉が見えて顔の表情が見えやすいようにする
・スタイリング剤を使い、髪の毛のハネなどがないようにする
・ボブやショートの場合は、よりハネがないように気を付ける
・髪の色は黒色
写真館などではヘアメークや衣装のオプションを用意しているところもあり、オプションを追加することで就活にふさわしく、なおかつその人に合ったヘアスタイルにしてくれます。そうでない場合、例えば駅などに設置されている証明写真機では、自分でヘアスタイルなどを調整しないといけません。その際には、ぜひこうした点に注意して、髪型を調整してみてください。
<証明写真機でのきれいな撮り方のコツ>
ちなみにプロカメラマンに証明写真機での撮影時の注意点を聞いてみたところ、
・カメラに真っすぐ向く
・背筋を伸ばす
・アゴを引く
・カメラのレンズを見る
という点に注意すべきとのこと。また、膝に白いハンカチを置くなどして十分に光量が足りるようにすることもポイントなのだとか。証明写真機で撮影する際は、こうした点にも気を付けてみてはいかがでしょうか?
(中田ボンベ@dcp)