【例文あり】不動産業界の志望動機を作成するためのコツと5つのステップを伝授!NG例もご紹介

【例文あり】不動産業界の志望動機を作成するためのコツと5つのステップを伝授!NG例もご紹介

2021/04/15

志望動機

給与面や仕事のスケール感などが魅力の不動産業界に入りたい。けれど、志望動機はどう書けばいいのか? ここでは、不動産業界の志望動機はどう書けば強力にアピールできるのか、そのコツと例文を紹介します。またNG例も取り上げますので、ぜひ参考にしてみてください。

志望動機を書く前に! 不動産業界の仕事内容とは

不動産業界は就活生にとっても身近な業界です。身近だからこそ、業界研究をそこそこに志望動機を書いてしまいがち。不動産業界の仕事内容をよく理解し、企業にアピールできる志望動機を書いていきましょう。

不動産業界には、不動産の売買、賃貸仲介、ディベロッパー、不動産コンサルティングなど、さまざまな仕事があります。最近では、中古マンションをリノベーションして新しい価値を付与し販売する不動産会社もありますね。

不動産業界の特徴としては基本給にプラスされるインセンティブ給(歩合給)が多いことで知られています。特にディベロッパーや投資用マンション販売、戸建住宅など、販売価格が数千万から億単位になってくるものが多いため、そのインセンティブも大きくなることがよくあります。

魅力的な給与やスケール面で人気業界である不動産業界にはどんな仕事があるのか、くわしく説明していきます。不動産の業種は多岐に渡るため、今回は代表的な業種にしぼって紹介します。

不動産賃貸仲介

不動産業として就活生にも身近な存在がマンションやアパートなどの賃貸仲介会社ではないでしょうか。親元を離れて一人暮らしをする際に賃貸仲介会社にお世話になった人も多いと思います。街の不動産屋さんなどはこの賃貸仲介を主に行っています。

不動産販売

次に有名なのが不動産売買の会社です。戸建てや、分譲マンション、投資用のマンションなどを販売しています。

ディベロッパー

ディベロッパー会社は都市開発、土地開発など、大きな単位のプロジェクトが多く、数千億から兆単位の金額が動く仕事になります。身近なところでいうと渋谷の駅前開発、銀座の商業施設開発、新興住宅地のタワーマンション開発などの街づくり事業がそれにあたります。地域全体を収益性が上がるような形に変え、新しい価値を生めるような都市や土地にしていく仕事です。

不動産コンサルティング

不動産を持っている人の目的やニーズに合わせてその土地にふさわしい収益が出せるように活用方法をコンサルティングする仕事です。たとえばスーパー、アパレルなどの企業に貸し出す、マンションを建設し賃貸・分譲収入を得るなど、その人の財産状況や人生設計に応じ、専門知識を持って提案します。

不動産業界の職種はどんなものがある?

不動産は基本的に3つの職種、営業、管理、企画・開発に分かれます。

営業(販売営業、売買仲介、賃貸仲介、法人営業など)

ほとんどの不動産の業種では上記のような営業職の募集をしています。企画提案やコンサルティングなどという表記がありますが、基本的には法人や個人それぞれに営業活動を行うという違いだけです。宅地建物取引主任者(宅建)を取っておくと資格手当が出る場合や、昇進しやすくなるなどの優遇措置がとられる場合が多いです。宅地建物取引主任者は学生のうちに取ることができる資格です。

企画、開発

都市開発、土地開発、分譲住宅、マンションなどの企画と開発を行う仕事です。土地を取得するところから始め、企画、開発をして建物を建て引き渡すところまでを担当します。大手ゼネコンなどの場合は分業制で行っていることもあるので必ずしも一連で受けられるわけではありませんが主にこのような仕事内容をするのが企画開発の仕事です。

管理

マンションやビルなどの戸建て以外の建物は管理担当者が必要となります。共用部分の修繕、トラブル対応、修繕工事の計画などを立てて推進していく仕事です。マンションを契約するときなどに賃貸契約をする会社と管理会社が別になっているケースがありますが、これは賃貸仲介と管理を一社で行っている場合もあれば、管理だけ会社を分けて運営しているケースもあります。

不動産業界の志望動機の作り方のコツ

不動産業界にはさまざまな業種があり、仕事内容もかなり多岐に渡ります。また、扱う金額の単位も業種ごとに大きく違います。

不動産賃貸仲介や不動産売買仲介などは「家を借りる・売買する」という事業なので、就活生でもイメージしやすい仕事です。しかしディベロッパーや不動産コンサルティングになると馴染みがなく、仕事のイメージがしづらいかもしれません。馴染みがない業種に対しては、自分の能力がどのように役に立つのかが理解できず、アピールしづらい可能性があります。

ですから不動産業界の志望動機を書く際には、「仕事内容をよく把握する」ことがポイントです。その上で、数ある業界の中で不動産業界を選んだ理由、不動産業界の中でこの業種を選んだ理由、さらになぜその企業を選んだのか、それぞれの理由を明確にする必要があります。

不動産業界の志望動機を作成するための5つのステップ

先に述べた不動産業界の仕事内容や職種をイメージしながら、以下の5つのステップを参考に志望動機を作成してみてください。

1.不動産業界の中でどんな業種に興味があるかを把握。(業界研究)
2.志望企業の特徴・魅力・業界での優位性は何かを把握。(企業研究)
3.不動産業界の仕事に活かせる学生時代の経験を元にキャリアプランを作成。(自己分析)
4.自分の経験や能力がその企業で役立つか、具体的なエピソードの列挙。
5.仕事を通じて得られる喜びが志望企業で得られる理由を作成。

5つのステップである程度イメージができたら、例文を参考に実際の志望動機を作成してみましょう。

【不動産業界(ディベロッパー)の志望動機例文】
私が貴社を志望した理由は、◯◯地域の都市開発で◯◯億円もの経済効果を生んだ貴社の実績に魅力を感じたからです。現在の日本経済を活発にするには◯◯地域のような場所に新たな価値を与え、人を集め、経済活動するという仕組みづくりが欠かせません。ゼミでも都市開発が既に進んだ地域でヒアリング調査を行い、都市開発により生まれた経済効果から、幸福感を得られた意見を聞き取りました。また、私は貴社の企画職を志望しておりますが、企画職では「土地に何を建てたらいいのか」を提案する力が必要だと思います。営業のアルバイトでは、新たな営業プロセスを上司に提案し3件の受注を獲得した経験がございます。提案力を活かし、日本経済を活性化させ人に幸福感を与える仕事に就きたいと思い、貴社を志望させていただきました。

上記の志望動機例文は、5つのステップをどのように踏んでいるでしょうか。一つひとつ確認していきましょう。

1.不動産業界の中でもディベロッパーでなくてはならない理由が、冒頭やゼミの経験を元に述べられています。
2.冒頭で「◯◯地域の都市開発で◯◯億円もの経済効果を生んだ」企業と書かれていて、企業の特徴を把握しています。
3.ゼミでの経験が志望動機につながっています。
4.アルバイト経験で培った能力を志望企業にどのように活かせるか説明できています。
5.ゼミの経験で体験した喜びが志望企業でも得られることが説明できています。

以上のように5つのステップを着実に踏んで、志望動機を作成していきましょう。他の業種の志望動機例文も見ていきます。

【不動産業界(不動産販売会社)の志望動機例文】 

私は住宅販売を通じて、お客様の豊かな住環境を提供したいと思っています。私が貴社を志望した理由はお客様のニーズに丁寧に寄り添った半注文住宅を強みとされているからです。私は大学時代に不動産業界に関する法律を学び、また、住宅販売会社で接客を経験しお客様に住宅の魅力を伝えて参りました。大学時代に養った法律の知識と接客経験を活かして、お客様が求めているニーズを掘り起こし、お客様が喜ばれる住宅を企画提案していきたいと考え、志望させていただきました。

【不動産業界(不動産賃貸仲介会社)の志望動機例文】
私が貴社を志望する理由は、駅近の単身世帯物件に強みがある点です。少子化が進む日本では、ファミリー層よりも単身世帯の強みは他社よりも大きなアドバンテージであると考えております。私は大学1年から一人暮らしをしてきましたが、当時の賃貸仲介者に駅近物件を提案されたことで学生時代の時間を有効に使うことができました。大学時代に営業職のインターンをしていた私の経験を活かし、コミュニケーション能力と提案力の点で貴社に貢献できると考え、志望させていただきました。

【不動産業界(不動産コンサルティング会社)の志望動機例文】
私が貴社を志望した理由は、いち早く土地活用に着目し、事業を進めてきた長年のノウハウと提案の広さを感じたからです。私の祖父が貴社のコンサルティングを受け、マンションを建てて土地を活用したことにより自分のやりたい事業ができるようになりました。持っている資産に対して知識を持って活用すれば、夢を叶えられることもできます。私は学生時代にコンサルティング会社でアルバイトをし、お客様の課題を分析するためのレポートを作成してきました。お客様が資産を有効活用するための課題解決に、私のアルバイト経験を生かせると思い、貴社を志望させていただきました。

不動産業界の志望動機NG例文

不動産業界の志望動機で書いてはいけない、NG例文を紹介します。

【志望動機のNG例文】
「私が大学進学の一人暮らしで利用させていただいたのが、貴社の賃貸仲介サービスでした。治安やスーパー、コンビニの近さ、3駅利用できる立地など、何をするにも便利な条件を提示してくださり初心者の私でも希望以上の物件に入居することができました。顧客が求めている以上のことを提案し、一人暮らしのときの不安感を払拭してくれた◯◯さんのような仲介営業担当になり、貴社に貢献したいと思い志望させていただきました。」

業界研究・企業研究ともに不十分

具体的なエピソードを入れて志望動機を書いている点はよい点です。しかし、なぜ賃貸仲介会社を志望するのか、なぜこの企業を志望するのかがうまく伝えられていません。「顧客が求めている以上のことを提案」する力は他の業種の営業でも求められる内容。賃貸仲介会社に限った能力ではないため、もっと業界研究・企業研究を深めていく必要があります。

自分の経験や能力が企業でどう活かせるかが書かれていない

採用担当者は、志望動機から就活生を採用するメリットを見ています。「◯◯したい」という願望だけでなく、自分の経験や能力で活かせるポイントを盛り込んでください。自分が採用担当者だったらぜひ面接で会いたいと思うような志望動機を作成しましょう。

まとめ

不動産業界の仕事内容や志望動機の書き方を紹介しましたがいかがでしたか。多岐に渡る業種を持っている不動産業界。しっかり業界研究をし、その企業しか持っていない特色を把握することではじめて、自分がやりたいこととその企業の関連性を明確に説明することができます。

志望動機で大切なことは、衣食住の一つである住まいを大切にする想いだけではなく、その企業の仕事に携わることで何を成し遂げたいのかを説明すること。身近な業界だからこそ、あなたの意欲がしっかり人事に伝わる志望動機で一歩一歩内定に近づいていきましょう。

監修・文/山崎英理夫
人事コンサルティング歴4年、人事歴8年。人事コンサルタントとして教育研修のプログラム開発、人事制度診断等を提供。また、企業人事として新卒・中途採用に従事し、人事制度構築や教育研修の企画・運用など幅広く活動。この経験を活かし、人材関連の執筆にも数多く取り組む。
http://erinanase.com/

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