ポテンシャル採用の意味とは?どんな視点で採用される?

ポテンシャル採用の意味とは?どんな視点で採用される?

2017/02/07

就活の基礎知識

就職や転職活動をしていると、企業ホームページの求人情報や転職サイトの求人広告の中にポテンシャル採用という言葉を目にすることがあります。ポテンシャルの英語の意味は潜在的ですが、「ポテンシャル採用」というとどういう採用のことを指すのでしょうか?
ここでは、このポテンシャル採用の意味や、どのような人が求められているのか、また、実際の書類選考や面接といった採用の流れの中で、採用担当者は応募者のどのような点を見るのかをまとめていきます。

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■ポテンシャル採用とはどんな意味?

企業が人材採用を行うときに、大きく分けて2つの対象があります。ひとつは、経験やスキルを重要視し、入社したら即戦力として働いてもらうための採用、そしてもうひとつがポテンシャル採用です。ポテンシャル採用とは、現時点では業務に必要なスキルが身に付いていないけれども、本来、その人が持っている資質や特徴がその業務に適している人を採用することです。その人の潜在的な能力を見抜いて、活躍する人材になってもらうことを期待して採用されるものです。
傾向として若い20~30代を対象とするケースが多いようです。社会人としての基礎的スキルは重要視されるので、厳密には新卒者は対象となりません。

■ポテンシャル採用で見られるポイント

ポテンシャル採用では、その業界や業種に関する経験の有無は重視されません。未経験者でも応募することができるので、新しい業界や職種にチャレンジしたい人にとって可能性が広がります。
基本的なビジネスマナーやビジネスパーソンとしてのコミュニケーション能力は備えているかという点は見られます。また自分のことを客観視でき、強みや弱みをしっかりと把握し、適切に強化や対処に努めているかで向上意欲が測られます。新しい環境に早く馴染み、新しいことを素直に学べる人かを判断するためです。

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