先ほど「脱いだコートをたたみ、腕に掛けて移動する」と説明しましたが、どのようにたためばいいのかわからないという人も多いでしょう。そこで、「コートのたたみ方」を説明します。
脱いだコートをたたむ際、注意しないといけないのは、背中側から二つ折りにしないこと。この場合は当然ですがスーツの表面が見える形でたたむことになります。実はこれは間違い。正解は「コートの裏面が表になるようにたたむ」です。
「コートの裏面が表になるようにたたむにはどうするの?」と悩んでしまいますが、なんてことはありません。コートの内側にある襟タグが表面になるように、クルリと裏返しにするだけです。このとき両袖は引っ張り出さず、内側にそのまま入れ込みます。それを二つ折りにすればOK。
後は二つ折りにして腕に掛けます。かばんの上にコートを載せる場合は、ここからさらに畳んでコンパクトにしましょう。
就活スーツ着用時におけるコートのマナーや選び方をご紹介しました。企業面接は夏前~夏に行われるようになるので、さすがにコートは着ないかもしれませんが、コートのマナーは就活が終わり社会人になっても必須ですので、ぜひ覚えておいてください。
(中田ボンベ@dcp)